しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

「感謝」ではなく「理解と協力」

今日、22日の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、

「私たちは自分の仕事を全うするだけですので、感謝の言葉は要りません。

ただ看護に専念させて欲しいのです。」という言葉で、

いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。


『12月10日付の声明「日本看護管理学会より国民の皆さまへ」から。

 コロナ禍対応に疲弊する医療現場。

 感染患者に顔をすり寄せるようにして聞き、看護にあたるスタッフは、

 緊張と過労以上に、時に家族にすら業務の実態を隠さざるをえない、

 社会の「偏見」に追いつめられていると、学会は訴える。欲しいのは理解と協力なのだと。』


う~む‥‥。(沈黙)

ずっしりと重い「声明」で、この後に書くべき言葉がなかなか見つかりません。

というか、このような声明が出されていることさえ、私は知りませんでした。

私には「緊張感が欠ている」、あるいは、「他者を感じる力が欠けている」のかもしれません。(反省)


この声明にある、「感謝」ではなく「理解と協力」。

厳しい医療現場を知らない私は、具体的には何をすればいいのでしょう‥‥?

「3密回避」「うがいと手洗いの徹底」「マスクの着用」「ソーシャルディスタンス」

これらの感染防止対策を誠実に遵守することしか、今の私にはできないのですが‥‥。


まずは、鷲田さんが書かれたこの「声明」に、目を通してみることにします。