終日、雨模様で、吹く風が強く冷たく、肌寒い一日となりました。
さて、今日は、NHKプラスで、第70回NHK杯テレビ将棋トーナメントの決勝戦を視聴しました。
稲葉陽八段と斎藤慎太郎八段の対局で、佐藤康光九段の解説という決勝戦、
個人的には、これまで2度、決勝戦で敗れていた稲葉八段に、何とか勝ってもらいたいと応援していました。
対戦の内容は、佐藤九段が解説されていたように、
終盤までどちらが優勢なのかサッパリ分からないような、
そんなスリリングな展開の熱戦だったと思います。
対局の結果は、稲葉八段の勝利に終わりましたが、
斎藤八段の、爽やかな敗戦の弁が強く印象に残った次第です。次は、斎藤八段を応援したくなりました。
それにしても、NHK杯に登壇する棋士の皆さんは、とても謙虚で、好感が持てる方ばかりです。
将棋という厳しい勝負の世界を戦い、そして幾多の辛酸を嘗めることによって、
自ずからその人格も磨かれていくのだと思いました。