「名もなき家事」以外は、自由な時間が圧倒的に増えたので、
先月の後半あたりから読書量も圧倒的に増えてきました。
ご丁寧なことに、アプリ「読書メーター」は、毎日の読書量まで教えてくれます。
一方で、「読書メーター」に登録している「積読本」は、今日現在で52冊、
「読みたい本」が155冊あります。
う~む、弱ったな‥‥。
新聞の書評や日経新聞「リーダーの本棚」などを読んでいると、
「読みたい本」が増えるとともに、ついつい書店やアマゾンで該当の本を買ってしまって、
ますます「積読本」が増えるという、「好循環?」に陥ります‥‥。
さて、日経新聞「やさしい経済学」では、
今日から「コロナが問う医療提供の課題」というタイトルの連載が始まりました。
初回の今日は、次のようなことが書かれていました。
『‥‥感染者受け入れに伴って病床も逼迫しています。
この点が緊急事態宣言のような国民に広く負担を強いる政策を延長する根拠ともなりました。
人口当たりの病床数が世界一という日本で、
病床の逼迫という状況が発生したのは大変不可思議な事態と思われます。
コロナ禍は、医療提供体制の問題点を浮かび上がらせました。
この連載では、コロナ禍で注目されたこうした論点について、
病院経営の実態を中心に検証し、今後の医療政策への示唆についても考えます。
議論の前提は日本の医療提供体制の特殊性です。
日本では歴史的に開業医が病床を持つことで病院が形成されてきました。
その結果、中小零細病院が都市部を中心に乱立し、
都市部で流行するコロナのような感染症に対しては極めて脆弱なものとなっています。‥‥』
「人口当たりの病床数が世界一という日本で、病床の逼迫という状況が発生する」という現実に、
一国民である私も、ずっと不思議というか、疑問に思ってきました。
連載執筆者の高久玲音・一橋大学准教授 は、「医療経済学」がご専門のようです。
経済学の分野に「医療経済学」というものがあることを初めて知りましたが、
これからの連載を真剣に読んで、いろいろと学びたいと思っています。