我が町、松前町では、新型コロナウイルスワクチン接種の予約が開始されています。
75歳以上の人は5月6日(木)から、75歳未満の人は5月13日(木)からです。
そこで今日、父の1回目の予約をインターネットで済ませました。
町内実施医療機関で行う個別接種と、松前公園体育館で行う集団接種を選択できるのですが、
個別接種実施の町内13医療機関の半分以上が、既に予約で満杯になっているには驚きました。
皆さん、素早い対応ですね‥‥。
また、インターネット上では、2回目の予約を同時にとることができないみたいなので、
コールセンターで電話予約しようとしましたが、残念ながら、いつかけても「話し中」です。
2回目の予約がいつできるのか、ちょっと不安になってきました。
コールセンターにつながらないのは、たぶん、全国的にも同じような状況なのでしょうね、きっと‥‥。
ところで私は、
「日本の地方自治体の行政処理能力は、世界的にも高い。」と、固く信じている一人なのですが、
「官から民へ」へのスローガンで行われた小泉構造改革以降、
どうやら「小さな政府」に、固執・傾斜しすぎたのではないかと思っています。
「構造改革」に固執・傾斜しすぎた結果、国難というべき「未曽有の有事」には全くと言ってもいいほど、
役に立たない、いくつもの政治・行政システムを結果的に作ってしまったのではないか、
そんな疑念を抱くようになりました。
「小さな政府」の功罪を、今こそ改めて問い直す機会なのかもしれません。