昨日15日、高松気象台は、四国地方が梅雨入りしたとみられると発表しました。
平年より21日、昨年より26日も早く、統計が残る1951年以降で最も早いそうです。
梅雨入り後の今日は、早朝の雷雨が止んだ後、気温がどんどん上昇して、とても蒸し暑い一日となりました。
発熱でもしたのかな?、と勘違いするぐらい、身体にじわりと負荷がかかるような暑さでした。
さて、昨晩はアマゾンの「Prime Video」で、
小津安二郎監督、笠智衆、原節子主演の「東京物語」を観ました。
私が生まれる2年前の、1953年に公開された映画とのことで、
映画に出で来る日常生活や風景などは、いずれも、かつてどこかで見たことがあるような気がして、
言い知れぬ、不思議な懐かしさを覚えました。
そして、「家族な絆」であるとか、「生の儚」さであるとか、いろいろなことを考えさせられました。
国内外から「名作」と評価されているように、
令和になった今の時代でも、失せることがない価値がある、そんな映画だと思いました。
この映画のなかでも、私が最も感動したのは、笠智衆さんが演じる平山周吉という老人の、
「泰然自若」とでもいうべき、人としての「佇まい」でした。
私は、あのような境地にはとても達することができませんが、老いていく先の、お手本にしたいです。