今日は四週間に一度の通院の日です。
久しぶりに郊外電車に乗って、松山市の銀天街商店街を歩いてきました。
すると、電車のなかも、道行く人も、皆マスク姿‥‥。
マスクをしていないのは、ベビーカーに乗った赤ちゃんぐらいではないでしょうか。
これがいつの間にか、私たちの「日常の姿」になってしまいました。
さて、昨晩は、アマゾン「Prime Video」の「あなたが興味のありそうな映画」のなかから、
「チェンジリング」という映画を選択して観ることにしました。
1920年代後半のロサンゼルスで実際に発生した、
連続少年誘拐殺人事件の被害者家族の実話を元に映画化したそうで、
最初から最後まで張り詰めた緊張感が漂っていました。
この映画のなかでも強く印象に残ったのは、最後の場面の、主人公と刑事との次のような会話でした。
主人公‥「これでやっと確かなものをつかみました」
刑事‥‥「何をです?」
主人公‥「希望よ」
犯人から自分の息子は逃げ切れたのか、それとも捕まって殺されたのか‥‥。
それが不明であるならば、息子がどこかで生きていることを信じて探し続けよう‥‥。
人を最後の最後に生かすのは、やはり「希望」であることを、改めて悟った感動的な映画でした。