昨日22日から、二十四節気の「大暑」となりました。8月6日までです。
この「大暑」の期間と重なるように、東京オリンピックが開催されることになります。
そして、今日23日はその開会式です‥‥。
日経新聞の一面には、藤井彰夫・論説委員長が「原点見つめる契機に」と題して、
次のようなことを書かれていました。
『‥‥「平和の祭典」と呼ばれながら政治・社会情勢に翻弄され続けた五輪。
今回の開催の是非をめぐる議論から様々な課題が改めて浮かび上がった。
80年代以降、商業化・巨大化が進み、負担の大きい開催都市への立候補のハードルは高くなった。
開催地の選出プロセスなど国際オリンピック委員会(IOC)の運営にも批判は根強い。
様々な疑問が投げかけられた今大会を五輪の原点を見つめて改革する契機にしたい。
世界の激動とともに歩んだ五輪の歴史の中で変わらなかったものが1つある。
この時のために懸命な努力を重ね全力を出し切るアスリートの姿とそれがもたらす感動だ。
エケケイリア(聖なる休戦)――。
競技期間中は都市国家(ポリス)の争いを控えたという。
23日の五輪開会から9月5日のパラリンピック閉会までの1カ月半。
この間は場外の争いはやめ、奮闘するアスリートに心から声援を送りたい。
「コロナ禍の五輪」だけではない記憶が残る大会になるように。』
はぃ‥、そうですね。
「記憶が残る大会」になることを、国民の一人として切に希望したいと思います。