書棚の奥に眠っていた『砂の女』(安部公房著:新潮文庫)を読了しました。
私が買った本ではないので、たぶん娘が買ったのだと思います。
名作の誉れ高い本とのことでしたが、その評判のとおり、とても読みごたえがありました。
現実には、このようなことは起こりえないと思いつつ、緊張感の連続を味わうことになりました。
「罰がなければ、逃げるたのしみもない」‥‥。
冒頭に書かれたこの言葉の意図するところが、最後まで読んでようやく理解できました。
もう少し、若い頃に読むべきだったと後悔しています。
さて、東京オリンピックは、大会二日目です。
これから、ソフトボール女子の対イタリア戦、サッカー女子の対イギリス戦が始まります。
どちらを集中して観るべきか、今から悩んでいます。