しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

「心に残る思い出の地」のこと‥

今は梅雨かと錯覚するぐらい、雨が降り続いています。蝉の鳴き声は、まったく聞こえてきません。

ただ、湿度は高いものの、この時期としては、比較的過ごしやすい気温となっています。


さて、一昨日のこの日記で、

『私にとっての「心に残る思い出の地」は、少年期を過ごした滋賀県大津市です。

いつかまた、身体が元気なうちに、彼の地を訪れてみたいものです‥‥。』と書きました。


すると、今日の日経新聞に、滋賀県大津市にある「石山寺」のことが書かれていました。

日航機墜落事故に関連した次のような記事です。


大津市石山寺に立つ約300本の桜の木は、

 1985年の日航機墜落事故の犠牲者を追悼する「夢の桜」と呼ばれる。

 事故から36年。8歳年下の妹を亡くした副座主、鷲尾龍妙さん(66)は

 「桜が人の力になってほしい」と願っている。

 きっかけは母、怜子さんが事故後に見た夢。

 山頂にお堂が立つ桜の咲く山を、妹の能仁千延子さん(当時22)を先頭に人々が登っていったという。

 ‥‥同年(2007年)、山にお堂の建設が進むと、母は「(最初に)夢で見たのとそっくり」と言い、

 夢の桜と名付けられた。存在は知られ始め、日航機事故だけではなく、

 尼崎JR脱線事故東日本大震災の遺族も訪れ、

 いつしか幅広く、事故や災害の再発防止を願う象徴として知られるようになった。‥‥』


そうですか、石山寺には今、「夢の桜」があるのですか‥‥。

石山寺といえば、大津市に住んでいた頃、親戚縁者が我が家を訪ねてくると、

京阪電車に乗って、よく石山寺を案内したものです。

また、石山寺といえば、小学生の頃、愛媛に帰省して、

松山市四国八十八箇所第51番札所「石手寺」に参拝したことを夏休みの絵日記に書いたところ、

担任の先生に、「石手寺」を「石山寺」と、朱書きで直されたことを思い出しました。

本当は「石手寺」なのに‥‥。

あんなこと、こんなこと‥。今となっては懐かしい思い出です。


そうだ、やはり、真っ先に訪れるのは、「石山寺」にしたいと思います。