文化庁が24日に公表した「国語に関する世論調査」で、
「新型コロナウイルスに関連する言葉が急速に定着していることが分かった」、という興味深い記事が、
昨日25日の日経新聞に、次のような内容で掲載されていました。
『‥‥インターネットなどで頻繁に使われた8語を選んで印象を聞いた。
「不要不急」を「そのまま使うのがいい」と回答したのは67.2%で、
「説明を付けた方がいい」(24.0%)、「他の言い方にした方がいい」(8.0%)を大幅に上回った。
「コロナ禍」(66.8%)、「3密」(61.1%)、「濃厚接触」(58.9%)でも、
説明なしで使うことに肯定的な意見が過半数を占めた。
8語の中で「ウィズコロナ」だけは29.7%で、
説明や別の言葉への言い換えが必要との声が大勢を占めた。
回答を年代別にみると、カタカナを使った言葉は高齢者ほど敬遠する傾向が見られた。
「ソーシャルディスタンス」は10代の81.3%が説明不要としたが、
70代以上では6割超が言葉の説明や別の言い方を求めた。‥‥』
はぃ‥、私も、この世論調査の結果に沿った意見の持ち主です。
「不要不急」「コロナ禍」「3密」「濃厚接触」は、今後もその使用が定着して、
いずれは正式に、国語辞典や四字熟語辞典に採用・登載されそうな気がします。
一方で、「ウイズコロナ」「ソーシャルディスタンス」、
そして記事には掲載されていませんが、「ステイホーム」「クラスター」の社会的定着には
若干の違和感があります。
カタカナではなくて、もっと適切な、別な言い方はできないものでしょうか‥‥?
頭が固い私のような初老の人間には、これという適切な言葉が思い浮かびません。(トホホ)