しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

二つの映画を鑑賞

最近、アマゾン「Prime Video」で、「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」と

「THIRTEEN DAYS 13デイズ」という二つの映画を鑑賞しました。


どちらも面白い映画でしたが、特に「13デイズ」は、キューバ危機のドキュメンタリーを観ているようで、

迫力があって、かつ、スリリングな映画でした。とても見応えがありました。

この映画で、特に印象に残ったのは、ラストシーンで登場する、

ケネディ大統領の執務室の机の置物に書かれていた

「神よ、海は広く、私の船はあまりにも小さい」という言葉でした。

(それと、蛇足ですが、どうやら「軍人」というのは、本質的に「好戦的」ではないかということです。

 この映画だけの世界かもしれませんが‥‥)


「核の発射ボタン」という、「絶大・究極の権限」を持つアメリカ合衆国大統領であっても、

「神」というか、この「大宇宙」の前では、一人のちっぽけな人間に過ぎないということでしょうか‥‥。

1962年のキューバ危機は、歴史上、危機として終わりましたが、

もし仮に、核を中心にした第三次世界大戦に発展していれば、1955年生まれの「私という人間」も、

今現在まで生きていることはなかったのかもしれません。そう思うとぞっとします‥‥。