最近、アマゾン「Prime Video」で、「T-34 レジェンド・オブ・ウォー」と
「THIRTEEN DAYS 13デイズ」という二つの映画を鑑賞しました。
どちらも面白い映画でしたが、特に「13デイズ」は、キューバ危機のドキュメンタリーを観ているようで、
迫力があって、かつ、スリリングな映画でした。とても見応えがありました。
この映画で、特に印象に残ったのは、ラストシーンで登場する、
ケネディ大統領の執務室の机の置物に書かれていた
「神よ、海は広く、私の船はあまりにも小さい」という言葉でした。
(それと、蛇足ですが、どうやら「軍人」というのは、本質的に「好戦的」ではないかということです。
この映画だけの世界かもしれませんが‥‥)
「核の発射ボタン」という、「絶大・究極の権限」を持つアメリカ合衆国大統領であっても、
「神」というか、この「大宇宙」の前では、一人のちっぽけな人間に過ぎないということでしょうか‥‥。
1962年のキューバ危機は、歴史上、危機として終わりましたが、
もし仮に、核を中心にした第三次世界大戦に発展していれば、1955年生まれの「私という人間」も、
今現在まで生きていることはなかったのかもしれません。そう思うとぞっとします‥‥。