愛媛新聞で不定期に連載が続いている『14歳の君へ~わたしたちの授業』。
今日の教科は「総合学習」で、先生は政治学者の中島岳志さんでした。
中島さんは、「本当の学びは答えがない」というタイトルの記事で、次のようなことを述べられていました。
『学校の勉強は答えがある。でも、その先の本当の学びには答えがない。
テストで点を取る勉強は次の勉強のための土台です。
今も大学生に「小中高校と大学の勉強の違いは教師が答えを知らないこと」とよく言います。
なぜ、学ぶのか。人間は必ず死ぬし、あらゆるものには終わりがある。
能力には限りがあり、全部を知ることはできない。
だから、分からないことを知りたいと探求心を持つのが人間です。
勉強は役に立つのか。医学や法律学は役に立つ。ただ、人生に絶望したとき、法律では救われない。
でも、美術の教科書に載っていたオランダの画家、ゴッホの絵は何か心に響くかもしれない。
どこで何が役立つか分からない。そのために自分の幅を広げるのが勉強です。』
う~む、なるほど‥。「分からないことを知りたいと探求心を持つのが人間」ですか‥‥。
なぜ、学ぶのか‥?
甥っ子が子供の頃に、同じ質問をされて、ほとんど答えに窮した私‥‥。
10歳の孫娘が、甥っ子と同じ質問をする日が、いつかきっと訪れそうです。
その日のために、中島さんの「模範解答」を、この日記に書き残しておこうと思った次第です。
追記
今月16日に受けた、「尿素呼気試験」の結果を、今日、松山市郊外の総合病院に聞きに行きました。
結果は陰性で、ピロリ菌は除去されているとのことでした。とりあえず一安心です。
月曜日と木曜日は禁酒日と決めているのですが、お祝いに少しだけお酒を嗜もうかしら‥。
あぁ‥、相変わらず意志の弱い私です‥‥。