アマゾン「Prime Video」で『U・ボート ディレクターズ・カット(字幕版)』を視聴しました。
3時間28分の大作で、しかもそのほとんどが潜水艦内の出来事でしたが、
極限状態での乗組員の心理状態の描写など、十分に見応えのある映画でした。
特に、せっかく英国の地中海要衝であるジブラルタル海峡を突破してイタリアに帰還したのに、
そこで待ち受けていた「非常な運命」とも言うべきラストシーンには、思わず溜息が出ました。
これが「戦争」というものの悲しき実態なのでしょうね、きっと‥‥。
実は、この映画の前に、『シンドラーのリスト』を視聴しようとしたのですが、
あまりにも残酷なシーンが多くて、気の弱い私は、最後まで観ることができませんでした。
「映画史上もっとも重要な歴史映画のひとつである」との紹介文があっただけに、
ちょっと未練が残っています。でも、正視するには勇気が必要な映画だと思いました。
次は趣向を変えて、再び日本のTVドラマにしようかしら‥‥。