最近、アマゾンの「Prime Video」で、「孤独のグルメ」を視聴しています。
昨日までに、「Season2」の「エピソード6」までを見終えました。
大学生の頃には、西武池袋線と西武新宿線の沿線に住んだことがあるので、
番組で馴染みの駅名が登場すると、当時のことが懐かしく思い出されます。
そして、井之頭五郎を演じる松重豊さんが、ご当地のグルメを美味しそうに堪能する姿を見ていると、
なんだかこちらまで幸せな気持ちになるのが、このドラマの魅力だと思います。
なるほど、人生にはこのような愉しみ方があったのですね‥‥。
そういえば、昨年末29日の日経新聞一面コラム「春秋」には、次のようなことが書かれていました。
『‥‥大みそかの番組表を眺めれば、今年も「孤独のグルメ スペシャル」が放送される。
ひとり店に入り、思いを心の中でそっとつぶやく。孤独と他者への配慮。
そんな規範が人びとの共感を呼ぶのか。』
「孤独と他者への配慮」という規範‥‥。
番組の人気の秘密が、少し理解できたような気がしました。