しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

我慢の日々は続く‥‥

今日も厳しい寒さでした。極端に寒がりの私には、しばらく我慢の日々が続きそうです‥‥。


さて、今日の日経新聞「The STYLE」の「My Story」は、

「人から影響を受けるのが大好きな人間」を自認する、ほぼ日社長の糸井重里さんでした。

記事には、次のようなことが書かれていました。


『多彩な交友関係の中で、もっとも閉胸を受けたと振り返るのが思想家の吉本隆明さんだ。

 大学を中退後、学生運動の関係者から身を隠すため、しばらく故郷の群馬県で過ごした。

 人生がうまくいかず、どうしたらいいかわからない日々。

 「本屋でたまたま手に取った吉本さんの本が、びっくりするほど面白かった」。

 後に仕事で知り合ったのを機に自宅を訪れるようになり、

 インタビューや講演をまとめて紹介、出版するようになった。

 「ほとんどの人は友達がゼロ」「挫折なんて、しないならしなくていい」「泥棒して食ったっていい」

 「(仕事について)自己評価より高いものに思われるのはごめんです」。

 そうした吉本さんの言葉を糸井さん自身が引き出し、書き留めた。

 偉ぶらず、借り物ではない自身の言葉で生きるための哲学を語る。

 「どう考えたらいいかわからなくなった時に、問いかけることができる人」だったと振り返る。‥‥』


へぇ~、糸井さんと吉本さんには、親密な交友関係があったのですね。知りませんでした。

記事に書かれていた「びっくりするほど面白かった」という吉本さんの本は、どの本を指すのかしら‥?

私も、ぜひ読んでみたいと思います。まさか「共同幻想論」‥‥?

なお、「ほぼ日刊イトイ新聞」では、

吉本さんの生前の講演、183回分の音声を集めて無料公開しているそうです。

こちらも、ぜひ閲覧してみたいと思います。