しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

天は自ら助くる者を助く

今日の日経電子版「Deep Insight」、

『抗うウクライナ、日本に教訓~「自ら助くる」備え急げ』という記事が勉強になりました。


その記事には、今月15日に刊行された元外交官、岡本行夫さんの自伝

『危機の外交』(新潮社)での、次のような趣旨の言葉が紹介されていました。

『日本は外国の軍隊に守ってもらいながら、外国人が攻撃されても助けない。

 防衛費を最低限に抑え、もっぱら自国の繁栄と福祉にお金を使ってきた。

 こうした「ジャパン・ファースト主義」はいつまでも続けられない‥‥。』


そして、記事の要点が、とても分かりやすい図表にまとめられていました。

引用させていただき、この日記に残しておこうと思います。


なかでも、特に大切だと思ったのは、次の3つの教訓に関する記述です。

「第1は、いくら多くの友好国に囲まれていても、

 有事に本当に頼りになるのは同盟国であるという厳然たる事実だ。

 米欧はウクライナに武器を渡しても、一緒には戦わない。軍事同盟であるNATOの加盟国ではないからだ。」


「第2の教訓は、成句に例えるなら「天は自ら助くる者を助く」である。

 ウクライナを各国が支援するのは、国民が決してあきらめず、戦っているからだ。」


「第3に、軍事力だけでなく、政治リーダーの統率力が戦争の行方を大きく左右する。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は首都キーウにとどまり、

 国民と軍に直接、結束を呼びかけ続けている。」


「天は自ら助くる者を助く」ですか‥。つまり「自助」ですよね‥‥。

災害に対する備えも同じだと思います‥‥。