今日も雨でした‥‥。しかも、朝からずっと降り続いています。
太陽を見ない日が続くと、だんだん気持ちもふさぎがちになります。
また、気圧が低いせいでしょうか、体調もあまり芳しくありません。
そして、もう一つ、私の気持ちを滅入らせているのが、最近の父の体調です。
父は、右足の痛みが日々激しくなって、歩行がとても苦しそうです。
なんとか頑張ってデイサービスに通っていますが、
玄関先から送迎の車まで、杖を使って歩くのにも時間がかかります。
家の中でも、自分の部屋からダイニングキッチンまでの短距離を、
手押し車を押して歩くのさえ苦しそうで、昨日は、夕食をトレーに乗せて部屋まで運んだ次第です。
このまま寝たきりになるのではないかと心配しています。
久しぶりに手に取った『ゲーテ格言集』(新潮文庫)には、次のような格言がありました。
『年をとることは、何の秘術でもない。老年に堪えることは、秘術である。』
老年に堪える父は、秘術を尽くしているのかもしれません‥‥。
そして、私は、次の「処世のおきて」を肝に銘じておきたいと思います。
『気持ちのよい生活を作ろうと思ったら、済んだことをくよくよせぬこと、
滅多なことに腹をたてぬこと、いつも現在を楽しむこと、とりわけ、人を憎まぬこと、
未来を神にまかせること。』