今日の日経新聞「The STYLE」の「My Story」は、生物学者で青山学院大学教授の福岡伸一さんでした。
記事には、次のような印象深い記述がありました。
『生命とは絶えず自分を分解し、作り直し、流動するーー。
何かの能力が欠落しても、別の何かが補完する。
病気やけがをすれば治癒し、環境が変われば柔軟に対応し、そうして絶えず均衡を保ち続ける。
シェーンハイマーの発見から導き出した考え方を、福岡さんは「動的平衡」と名付けた。
生命を静止した機械のように見るのではなく、内では変化しながら、
今の状態を保っているとの考えにたどり着いた。』
『生命が流れるのと同じように、人生もまた流れていく。「人生は絶えず変化し続けられる」』
う~む、なるほど‥‥。「人生は絶えず変化し続けられる」ですか‥。
勇気が湧いてくる言葉ですね。
この記事を読んで、福岡ハカセの名文章を、また読んでみたくなりました。