しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

「立秋」の日の雑感

今日から、二十四節気の「立秋」、七十二候では「涼風至る(すずかぜいたる)」となりました。

現実には「涼風至る(すずかぜいたる)」どころではなく、今日も猛烈な暑さとなりました。

早く「涼風」を体感したいものです‥‥。


さて、日本郵便が「一枚の応援歌」と題して、元日本ハム斎藤佑樹さんが、

高校球児に宛てて書いた直筆の手紙を、公式サイトで公開しているとの報道があったので、

私もさっそく読んでみました。


誠実な人柄がしのばれる、丁寧で美しい字体で書かれたその手紙には、

「‥‥僕のように、不安だらけの時期を過ごし、挫折を味わうこともあるかもしれません。

 それでもなんとか前を向くために必要なもの。それは、記憶だと思います。

 過去の栄光、だなんて言われることもあるけれど。

 最後まで闘い抜いた記憶は、未来を生きる大きな力になります。‥‥」と書かれていました。


はぃ‥、「前を向くために必要なもの」とは、斎藤さんは「記憶」とおっしゃっていました。

私には、斎藤さんのように「最後まで闘い抜いた記憶」というものはありませんが、

生きてきたよかったと思えるような、「ゆりかごのような思い出」は残っています。

ところで、さきほどの日本郵便の公式サイトには、次のようなことが書かれていました。


『手紙には、顔を映し出したり会話できる機能はない。

 けれど普段は見えにくい本心が、言えなかった想いが、文字を通してじんわりと表れる。

 画面には映らないあなたが見える。手紙って、一枚じゃなくて、一人なんだ。』


「一枚ではなく、一人」ですか‥‥。こちらも、とても素敵な文章だと思います。


追記

斎藤さんに関しての私の希望は、いつの日か、

母校早稲田大学の野球部の監督に就任してほしい、ということです。