今日から、二十四節気の「立秋」、七十二候では「涼風至る(すずかぜいたる)」となりました。
現実には「涼風至る(すずかぜいたる)」どころではなく、今日も猛烈な暑さとなりました。
早く「涼風」を体感したいものです‥‥。
さて、日本郵便が「一枚の応援歌」と題して、元日本ハムの斎藤佑樹さんが、
高校球児に宛てて書いた直筆の手紙を、公式サイトで公開しているとの報道があったので、
私もさっそく読んでみました。
誠実な人柄がしのばれる、丁寧で美しい字体で書かれたその手紙には、
「‥‥僕のように、不安だらけの時期を過ごし、挫折を味わうこともあるかもしれません。
それでもなんとか前を向くために必要なもの。それは、記憶だと思います。
過去の栄光、だなんて言われることもあるけれど。
最後まで闘い抜いた記憶は、未来を生きる大きな力になります。‥‥」と書かれていました。
はぃ‥、「前を向くために必要なもの」とは、斎藤さんは「記憶」とおっしゃっていました。
私には、斎藤さんのように「最後まで闘い抜いた記憶」というものはありませんが、
生きてきたよかったと思えるような、「ゆりかごのような思い出」は残っています。
ところで、さきほどの日本郵便の公式サイトには、次のようなことが書かれていました。
『手紙には、顔を映し出したり会話できる機能はない。
けれど普段は見えにくい本心が、言えなかった想いが、文字を通してじんわりと表れる。
画面には映らないあなたが見える。手紙って、一枚じゃなくて、一人なんだ。』
「一枚ではなく、一人」ですか‥‥。こちらも、とても素敵な文章だと思います。
追記
斎藤さんに関しての私の希望は、いつの日か、
母校早稲田大学の野球部の監督に就任してほしい、ということです。