8月29日の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、津村記久子さんの
「手書きが良いのは適度な身体性によって疲れることで、溢(あふ)れる不安に歯止めをかけてくれる。」
という「ことば」で、いつものように鷲田清一さんの次のような解説がありました。
『「生活の一割はメモをとっている」と作家は言う。
それをきっかけに想像が膨らむし、想像は社会と縺(もつ)れあい、働きかけるからだと。
ただ、想像は糸の切れた風船のように気儘(きまま)に宙を舞いもする。
手書きだと指が疲れ、そこに現実が入り込んでくる。身体のコモンセンスか。
本紙での連載エッセー「となりの乗客」(8月17日夕刊)から。』
う~む、なるほど‥‥。手書きの効用なのですね。
では、この日記をパソコンのキーボードをたたいて書くのはどうなんでしょう?
現実が入り込んでくるものなのでしょうか‥‥?
追記
今日は、英国のエリザベス女王の訃報が報じられた日となりました。
96歳で、在位は70年とのことでした。一つの歴史が終わったような感があります。