町立図書館で借りてきた『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略
(リンダ グラットン、アンドリュー スコット著:東洋経済新報社)』を読了しました。
同じ記述の繰り返しが散見され、私にはちょっと退屈な本でした。
「FACTFULNESS」を読んだ時のような、知的刺激を感じることはありませんでした。
続編の「LIFE SHIFT2 100年時代の行動戦略」を借りて読むのも、止めようと思っています。
追記
そうは言いながら、次のような示唆に富む記述もありました。
・長寿化への対応の核心は、増えた時間をどのように利用し、構成するかという点
・100年ライフの恩恵の一つは、余暇時間の使い方を見直し、
消費とレクリエーション(娯楽)の比重を減らして、投資とリ・クリエーション(再創造)の
比重を増やせることなのかもしれない。
・「未来に目を向けることは、つねに賢いことだ。しかし、目で見えるより先を見ることは難しい。」
(ウィンストン・チャーチルの言葉)
・よい人生を生きたければ、有形と無形の両方の資産を充実させ、両方のバランスを取り、
相乗効果を生み出す必要がある。
・自分のことをよく理解し、よく学ぶためには、ほかの人たちに意見を求め、
寄せられた意見について内省することが有効だ。内省の重要性はきわめて大きい。
・「あわてて決断、ゆっくり後悔」ということわざは、100年ライフにはひときわ重要な金言
・生産的で充実した人生を100年以上生きるうえで核になるのは、セルフ・コントロールの能力
・生涯を通しての幸福を生む最大の源は、煎じ詰めれば、無形の資産、
つまり家族や友人との関係、それに好奇心や情熱なのだと肝に銘じておこう。