今日は町立図書館に行って、10月9日(日)から10月15日(土)までの、
朝日新聞一面コラム「折々のことば」を、まとめ読みしてきました。
この一週間で印象に残ったのは、10月9日(日)と10月10日(月)です。
まず、10月9日(日)は、牟田都子(むたさとこ)さんの
「費やされた時間は建築物の筋交いのように見えないところで文章を強靱(きょうじん)にする。」
という「ことば」で、いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。
『校正は、問題なしが目標の地味な仕事。
それに字句や内容の誤りを見つけても、著者や編集者に採用されないことがある。
だがこの確認を経ているから、読者からの疑問にも、あえてこうこう書いていると答えられる。
信頼のベースにはこの綿密な作業の積み重ねがある。
ただ、間違いでもグルーヴ感のある「野(の)言葉」にも時にふれたくなると校正者は言う。
「文にあたる」から。』
「校正者」の仕事って、具体的にはどんな仕事なんでしょう?
きっと、想像を絶するほど大変な仕事なのではないかと拝察します。
そして、校正者にとって、グルーヴ感のある「野(の)言葉」って、どんな言葉なのかな?
すごく興味があります。そのような「野(の)言葉」に、私も一度、お目にかかりたいものです。
10月10日の感想は、また明日にします‥‥。