昨日、町立図書館で一週間分の朝日新聞一面コラム「折々のことば」をまとめ読みしていたところ、
10月24日(月)に掲載されていた見開きの全面広告のところで、
紙面をめくる手が止まり、目が釘付けになりました。
その全面広告には、上半分は透き通るような真っ青な空と、下半分は黄金色の麦畑が広がっていました。
そして、水平線には白抜きの「世界を敵にまわして、生き残ったヤツはいない。」という文章があって、
右下には、小さく「世界も試されている。宝島社」と書かれていました。
強く印象に残ったので、帰宅してからネットで調べてみると、
宝島社のHPには広告の意図として、次のようなことが書かれていました。
『今日も、地球上で悲惨な戦争や紛争が続いています。
政治上の都合によって、日常を突然奪われてしまう人々が絶えません。
人類は、いつまで同じ過ちを繰り返すのでしょうか。
「早期の戦争終結を。そして、世界に平和を。」という切なる願いを、
国連デーであり、国連軍縮週間にあたる10月24日に強く訴えます。』
う~む、そういう趣旨だったのですか‥。納得しました。
この全面広告にどれほどの経費が掛かっているのか分かりませんが、
お金には換算できない強烈な「メッセージ」と「価値」があるように思いました。
宝島社という企業の「気概」というものを感じさせます。
後でよくよく考えると、青い空と黄金色の麦畑は、ウクライナの国旗をイメージしているのかしら‥?
「世界も試されている。」というメッセージは、少なくとも私には十分に届きました‥‥。