お昼前から、雨が降り出しました‥。
その雨が降っていない時間帯に、町立図書館に行って、12月11日(日)から12月17日(土)までの、
朝日新聞一面コラム「折々のことば」を、まとめ読みしてきました。
この一週間で印象に残ったのは、12月11日(日)と12月13日(火)の「ことば」でした。
まず、12月11日(日)は、「居酒屋の張り紙」の
「時間の節約は命の延長につながる」という「ことば」で、
いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。
『居酒屋で見つけた有り難い忠告。でも感染症下ではリアルすぎて酔いも醒(さ)めそう。
考えてみれば、命に限りがある以上、何事も時間をかけずにさっさとやれば、生涯にできることは増える。
長生きしたと同じになる。
一方、急(せ)いてばかりいるより、満ち足りた時にそれこそ時を忘れて浸るほうが幸せでもある。
いずれにせよ残り時間を数えている間、人は幸せになれないようだ。』
う~む、なるほど‥‥。「時間の節約は命の延長につながる」ですか‥。
含蓄に富むこの張り紙は、ひょっとして、トイレに貼っていたのでしょうか?
「人生は使い方しだいで長くなる。なのに、ひとはそれを浪費して短くしてしまう」(セネカ)
貼っていた場所はさておき、この居酒屋の店長さんは、
このセネカの名著「人生の短さについて」を愛読されているのかしら‥‥? 続きはまた明日にします。