しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

「信じるに値するのはそれ」の正体とは?

今日は、二十四節気の「大寒(だいかん)」の節入り日です。

天気予報によると、大寒中の来週には、今季一番の寒波が襲来するとか‥。暦はやはり正直者ですね‥‥。


さて、昨日の続きです。

1月14日(土)の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、大竹伸朗さんの

「人がそれぞれの一生で「やるべきこと」、実はナニモナイことの裏返しなのかもしれない」

という「ことば」で、いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。


『予定が詰まってくると決まって別のことがしたくなると、美術家は言う。

 これが課題だと自明のように言われるものに流されないためには、

 言葉では捉(とら)えられない「小数点以下」の残像や、

 自分の中をふとよぎる得体の知れない感覚をすばやく感知し、

 それがグニョグニョ動き出す瞬間に立ち会うこと。信じるに値するのはそれだと。

 随想集「見えない音 聴こえない絵」から。』


う~む、なるほど‥‥。「予定が詰まってくると決まって別のことがしたくなる」ですか‥。

これとはちょっと違うかもしれませんが、

最近の私は、「何かをしている最中に、急に別の何かを思い出し、結局、両方とも中途半端に終わる」

ということがよく起きるようになりました。

これも「小数点以下の残像」「得体の知れない感覚」なのでしょうか‥?

「信じるに値するのはそれ」の「それ」って、いったい何者なのだろう‥‥?