しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

「国語の力」を考える

朝起きてみると、メダカを飼育している軒下の鉢に、カチカチに氷が張っていました。

🔨でないと割れないほどの厚さです。今朝の気温が氷点下以下だったことが、この現象で理解できます‥。


さて、この寒さの中、今日は町立図書館に行って、1月15日(日)から1月21日(土)までの

朝日新聞一面コラム「折々のことば」を、まとめ読みしてきました。


この一週間で印象に残ったのは1月15日(日)です。谷川俊太郎さんの

「朝、家を出てから、学校に着くまであったこと、見たことをきちんと言葉で伝えられればいい。

詩を書くのはそのあとでいいでしょう。」という「ことば」で、

いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。


『劇作家・演出家の平田オリザとの対談が済み、会場にいた若手教師が詩人に、

 今の子どもたちに最も大事な「国語の力」は何かと質問した。

 自由な発想や想像力といった答えを誰もが想像したが、答えはこれ。

 「背筋が伸びる思いだった」と平田はふり返る。

 平田の「日本近代文学にどっぷりつかる日々」(「一冊の本」1月号)から。』


う~む、なるほど‥‥。

私は、「背筋が伸びる思い」まではしませんでしたが、とても重みのある言葉ですね‥。

本当の意味での「国語の力」とは、「自らの言葉で伝えられる力」なのだと理解しました‥‥。


この週は、同じ一面コラム「天声人語」に、印象深い記述がいくつかありました。

その内容と感想は、また明日にします‥‥。