昨日の続きです‥。
7月24日(水)の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、チャールズ・テイラーさんの
「近代社会がたった一個の原理で管理運営できるという信念もまた‥‥滅び去るべきでした。」
という「ことば」で、いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。
『市場を廃することはできないが、市場だけで社会をまとめることもできないと、カナダの哲学者は言う。
市場での配分、国家による立案、コミュニティという受け皿、個人の権利、民主的な手続きといった、
互いに背反しがちな方策の間で均衡を創りだしてゆくのが現代の統治の課題だと。
「〈ほんもの〉という倫理」(田中智彦訳)から。』
なるほど、「互いに背反しがちな方策の間で均衡を創りだしてゆくのが現代の統治の課題」ですか‥。
言わんとするところは、おぼろげながら理解できそうです。
また一人、現代の哲学者の存在を知ることができました‥‥。
追記
歌手の園まりさんが先月26日、80歳でお亡くなりになったそうです。
今日の新聞に掲載されていました。
園まりさんの代表曲といえば、私のお気に入りは「逢いたくて逢いたくて」です。
このお色気たっぷりの歌い方は、ほかの歌手にはけっして真似ができないと思います。
記憶から消えることがない「昭和の名曲」です‥‥。