しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

「夏休みの宿題」の思い出

今日の愛媛新聞に掲載された本県大洲市出身のイラストレーター・村上さんのコラム「ふるさとの風景」は、

「夏休みの宿題」というタイトルで、そこには次のようなことが書かれていました。


『小学校の夏休みが終わるころ、いつも宿題で困ったことが二つあった。

 一つは「絵日記」の天気欄である。

 後で古新聞を調べればいいと気楽に考えていたが、見つからない新聞が何日かあった。

 誰かが包み紙などに使ったに違いないと思ったが後の祭りで、ウソをでっち上げるしかなかった。‥‥

 ‥‥もう一つは、ハンコがまばらにしか押されていないラジオ体操出席カードだ。

 ハンコを偽造するわけにもいかないから、こちらはウソもでっち上げられない。

 母には「三日坊主」とさんざん小言を言われ、打つ手もないまま新学期を迎えることになったのだった。』


はぃ、私も同じような苦い経験があります。

「夏休みの宿題」に限らず、「習字」「そろばん」「日記」など、どれひとつとして長続きしませんでした。

ところで、村上さんは、絵日記の天気欄に関して、

「ちなみに、インターネットですぐに調べることができる今の小学生は幸せだ。」とおっしゃっていますが、

「いとも簡単に情報が手に入る社会は本当に幸せなのか」、疑問に感じるところが私にはあります。

バツの悪い体験」も、長い人生の中では「得難い体験」であったと、振り返ってそう思います‥‥。