昨日の続きです‥。
8月9日(金)の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、中村桂子さんの
「DNAがすごいのは、生命誕生の時から同じものを使い続けていること。」という「ことば」で、
いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。
『機械は新しい技術が生まれるたびに以前の技術を捨てる。
これに対しDNAは38億年前から5千万以上の種(しゅ)を生んできたのに、
別のものに置き換えられたことはないと生物学者は言う。
人間が生んだものより人間を生んだものがすごいのか。
俳優・辰巳琢郎との対談「人は自然の中にある」(「明日の友」夏号)から。』
「人間が生んだものより人間を生んだものがすごいのか。」‥‥。
はぃ、何も言うことがありません。
38億年と5千万以上の種‥。DNAは、「絶句」としか言いようのない「悠久の世界」です‥‥・