今日は町立図書館に行って、10月27日(日)から11月2日(土)までの
朝日新聞一面コラム「折々のことば」を、まとめ読みしてきました。
この一週間で印象に残ったのは、二つの「ことば」でした。
まず、10月28日(月)は、内田樹さんの
「公人は「敵とともに生きる。反対者とともに統治する」のが仕事です。」という「ことば」で、
いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。
『民主政下の選挙は、勝って「高笑い」するような類のものではないと、思想家・武道家は言う。
「公人」とは、自分に投票しなかった人をも含めて有権者を代表するもの。
痩せ我慢してでもそういう役を務めることになった当選者の不満顔と、
「一番まし」と思える人を選ぶしかなかった有権者の不満顔が対になって初めて民主政は成り立つと。
Xへの投稿「10月22日」から。』
報道によると、米国大統領選挙は、共和党候補のドナルド・トランプ前大統領(78)の当選が、
確実になったとのことでした。
はて、これからの世界情勢は、どのような展開になるのでしょう?
ドナルド・トランプ前大統領は、「反対者とともに統治する」ことが、本当にできるのでしょうか‥?
ちょっとどころか、とても心配しています。
私は、「理想論を掲げていただけでは勝利できない」ことを、
今回の米国大統領選挙を通じて学ぶことができました‥‥。