雨が止んだ後は、暖かく過ごしやすいお天気になりました。
季節が一か月、さかのぼったような感じです‥。
さて、今頃になって、『オレたちバブル入行組』(池井戸潤著:文春文庫)を読了しました。
こちらも古書店の書棚で見つけたものです。
平成最高の視聴率を記録したというドラマも視聴したことはなかったけど、実に痛快な小説でした。
これまで読んだ著者の作品の中でも、面白さでは一番ではないかと思います。
途中で止めることができず、二日続けて夜更けまで読んでしまいました。
本書の中には、ラストシーンに登場する次のような名言もありました。
『夢を見続けるってのは、実は途轍もなく難しいことなんだよ。
その難しさを知っている者だけが、夢を見続けることができる。そういうことなんじゃないのか。』
はぃ、著者の作品には「ハズレがない」と、改めて実感した次第です‥。
この続きの半沢直樹シリーズもぜひ読んでみたいと思います‥‥。