しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

予想が的中してうれしいです。

先日のこの日記で、明治「チェルシー」は、「いつの日か復活するのではないか」と書きました。

すると、昨日の日経新聞電子版に、次のような記事が掲載されていました。


『明治のグループ会社の道南食品(北海道函館市)は25日、9月3日に北海道限定の土産商品として、

 やわらかい食感の菓子「生食感チェルシー」を発売すると発表した。

 2024年春に販売を終了していたキャンディー「チェルシー」ブランドが

 地域限定で形をかえて復活する。「北海道 生食感チェルシーバタースカッチ味」を発売する。

 90グラムで864円。土産取扱店で販売する。北海道産の乳製品とビート糖を原料に使う。

 8月10日から新千歳空港で先行販売する。

 道南食品は「北海道サイコロキャラメル」などを手がけている。‥‥』


はぃ、予想が的中してうれしいです。

今回の企画が成功したら、ぜひ全国展開をお願いします。

そして、その際のCMには、名曲「明治チェルシーの唄」を流してください‥。よろしくお願いします‥‥。

miyoshi-s.hatenablog.com

洋服を和服に仕立て直す

昨日の続きです‥。

7月15日(日)の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、遠藤周作

「私はこの洋服を自分に合わせる和服にしようと思ったのである。」という「ことば」で、

いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。


『作家は少年時代にキリスト教の洗礼を受けたが、

 自分の体とこの「洋服」との「隙間」がいつまでも埋められず苦しんだ。

 とはいえ、愛する者がくれた服をたやすく脱ぎ棄(す)てることもできず、

 「書く」ことでその隙を埋め始めた。身になじませる以前に服は自分をぬぐためにもあると知る現代人に、

 この途はどう映るか。随想「合わない洋服」(「遠藤周作短編集」所収)から。』


なるほど、「身になじませる以前に服は自分をぬぐためにもある」ですか‥。

遠藤周作の人生最大のテーマとなった葛藤が「日本人でありながらキリスト教徒である矛盾」であり、

 自分の信仰に関する思索を「だぶだぶの洋服を和服に仕立て直す作業」と表現し、

 このテーマが晩年の「深い河」へもつながっていく‥。』


これは「ウィキペディア」に書かれている内容ですが、今回の「ことば」とその「解説」で、

「沈黙」や「深い河」に遠藤周作が込めようとした「思い」が、少し理解できたように思います‥‥。

「朱子学の修養論の要諦の一つ」を学ぶ

今日は町立図書館に行って、7月14日(日)から20日(土)までの

朝日新聞一面コラム「折々のことば」を、まとめ読みしてきました。

この一週間で印象に残ったのは、二つの「ことば」でした。


まず、7月14日(日)は、渡辺浩さんの

「「自分らしく」生きるより、「人らしく」生きることこそが大事ではないか。」という「ことば」で、

いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。


朱子学の修養論の要諦(ようてい)の一つはここにあったと、政治思想史家は言う。

 物事にはそれぞれの「あるべき在り方」、つまり「理」がある。

 人もまた、人としての本性に還(かえ)るべく努めねばならない。

 この場合「理」とは人の共存を可能にする「公」、つまり「自分の、自分だけの、

 そして自分さえよければ、というのではないこと」を謂うと。「日本政治思想史17~19世紀」から。』


なるほど、「「自分らしく」生きるより、「人らしく」生きること」ですか‥。

このことが「朱子学の修養論の要諦の一つ」とは思いも寄りませんでした。

そして、先日に単位認定試験を受けたばかりの放送大学『原典で読む日本の思想』の印刷教材には、

次のようなことが書かれていたことを思い出しました。


林羅山(江戸時代の朱子学者)は、「存心持敬(そんしんじけい)」の修養によって「人欲」を去り、

 人間が本来具えている「本然の性」、さらには「天理」に回帰し、

 「上下定分の理」に従って生きることを説き、‥‥(以下略)』


また、ソクラテスの「ただ生きるということではなく、善く生きることこそ最も大切にしなければならない」

という「ことば」も思い出しました。古今東西の思想には、似通った点があるのですね‥‥。

5日連続の猛暑日!

愛媛松山は5日連続の猛暑日となりました。

NHK松山放送局「ひめ天!」のコーナーで、

これは明治(確か1893年でしたっけ??)以来の観測記録だと伝えていました。

「あまりの暑さ」にため息が出ます‥。


司馬遼太郎の「坂の上の雲」では、郷土の偉人・秋山真之が幼少の頃に、

朝厠に行くのを面倒がって窓から放尿した際に詠んだという

「雪の日に 北の窓あけシシすれば あまりの寒さに ちんこちぢまる」という歌が紹介されています。

真之だったら、猛暑日が続くこの夏の暑さを、どのように詠むのでしょう‥?

猛暑日に  ‥‥‥ あまりの暑さに ‥‥‥」

真之のように才能もセンスもない私は、空白の部分がさっぱり思いつきません‥‥。

「大暑の日」の雑感

今日は二十四節気の「大暑」です。


連日のように熱中症警戒アラートが発表され、暦どおりに厳しい暑さが続いています。

テレビのニュースでは、アナウンサーの方が、

なるべく外出を避け、室内でも無理をせずにエアコンを使用するよう呼び掛けています。


夏休みになったこの季節、私が若いころは、海に泳ぎに行っても

若い女性はサンオイルをぬって、健康的できれいな小麦色の肌を競っていたように思います。

化粧品のCMにも、アグネス・ラムさんのような魅力的な女性が登場していましたよね‥。


ところで、午前中に避暑も兼ねて行った町立図書館には、児童・生徒が大勢いて勉強に励んでいました。

地球温暖化のせいか、猛暑・酷暑が恒例化し、夏休みの過ごし方も変わってきたように感じます。


♬ スイカを食べてた夏休み 水まきしたっけ夏休み

 ひまわり 夕立 セミの声

室内に閉じこもってばかりいると、吉田拓郎さんの「夏休み」は、遠い昔の世界のようです‥‥。