しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

コラム・エッセイ

「白雲愁色」の季節

『一匹のトンボが夏の終わりを告げるわけではない。一片の白雲が秋の到来を知らせるわけではない。‥』 これは、深代惇郎さんの「白雲愁色」と題した「天声人語」(昭和50年8月22日付け)の冒頭の文章で、私のお気に入りの文章の一つです。「白雲愁色」…

自分のなかのよきもの

今月6日の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、社会学者・上野千鶴子さんの「自分のなかのよきものを育てたいと思えば、ソントクのある関係からは離れていたほうがよいのです。」という言葉で、いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありまし…

若者の「心をとらえた」本

今日の日経新聞一面コラム「春秋」に、「されど われらが日々――」のことが書かれていました。このコラムの冒頭は、次のような文章から始まります。 『東京女子大の1年生が、自信に満ちあふれた東大の男子学生に恋をした。 その思いが一気に冷める瞬間を柴田…

二百十日と嵐の予兆

今日は、二百十日‥‥。立春から210日目に当たる日で、「嵐の襲来する時期として恐れられた」とのことです。おかげさまで、今年は台風は襲来しませんでしたが、その代わりに厳しい暑さに襲われています。 さて、その「二百十日」に関連して、今日の日経新聞…

幸福は小刻みに

厳しい残暑が続いています。今日も暑かったです‥‥。この時期は、ツクツクボウシが、過ぎゆく夏を惜しむかのように鳴いているはずなのに、その鳴き声は全く聞こえてきません。梅雨のようなお天気が続いたので、羽化するタイミングがずれているのでしょうか‥‥…

わが家の手料理

今日、8月22日は、向田邦子さんの没後40年の命日とのこと‥‥。日経新聞一面コラム「春秋」には、次のようなコラムが掲載されていました。 『酒場に立ち寄ったのは、いつが最後だったか。巣ごもり暮らしは当分、続きそうだ。 自宅で安くて簡単にできるう…

「言葉の重さ」について考える

愛媛新聞「文化」欄で連載が続いていた、歌人・俵万智さんの執筆による「2021、夏を詠む」というタイトルのエッセイ。今日はその最終回で、次のようなことが書かれていました。 『‥‥非常に残念だったのは、原爆死没者慰霊式・平和式典で、 首相があいさ…

「深い喜悦の言葉」はいずこに

雲は低く垂れこめていたものの、雨は降りそうではなかったので、午前10時前に、西の海岸にウォーキングに出かけました。無性に海が恋しくなったのです。自宅に帰ってきた午前11時過ぎ、突然、強い雨が降ってきました。間一髪セーフです。 さて、昨日19…

悩ましい雨

また今日も雨でした‥‥。そして、今日の日経新聞一面コラム「春秋」は、その連続して降り続く雨に関しての、次のようなコラムでした。その全文を引用させていただきます。 『「破雲雨(はうんう)」という言葉がある。正式な気象用語ではない。 1889年8…

無理な注文?

お盆を間近に控え、今日は午前中、先祖のお墓にシキビを供えてきました。午後2時過ぎから雨が降り始めたので、午前中に済ませておいて正解でした。 さて、今月9日の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、コラムニスト・天野祐吉さんの「貧しい言葉で豊か…

「歓喜」と「悲鳴」

一階和室の西側に設置した日よけシェードで、身を刺すような日差しは随分と遮ることができたものの、室内の温度は思うように下がりません。今日も猛烈に暑かったです‥‥。 さて、東京オリンピックの日程も残りわずかとなりました。コロナ禍で開催されたこの大…

心に火をつける言葉とは

今日の日経新聞一面コラム「春秋」で、強く印象に残る「格言」が紹介されていました。 『教育関係者からこんな格言を聞いた。 「凡庸な教師はただしゃべる。よい教師は説明する。すぐれた教師は自らやってみせる。 そして、偉大な教師は心に火をつける」。米…

人であるとは難儀なこと

今日で7月も終わり、明日から8月が始まります。今日も厳しい暑さとなりましたが、この暑さはしばらく続きそうです。我慢、我慢ですよね‥。 さて、朝日新聞デジタル版の無料会員である私は、月5本まで会員記事を読むことができます。最後の1本は、7月2…

その日の天使

今日の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、作家・中島らもさんの「一人の人間の一日には、必ず一人、「その日の天使」がついている。」という言葉で、いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。 『ひどく落ち込み、思い詰めて自死すら…

重荷を負って背をかがめる

今月19日の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、評論家・福田恆存(ふくだつねあり)の「なにかを知るということは、身軽に飛ぶことではなく、重荷を負って背をかがめることになるのです。」という言葉で、いつものように鷲田清一さんの、次のような解…

逆説的にも普遍的なもの

東京オリンピックもテレビ観戦したいし、本も読みたいし、という贅沢な悩みを抱えながら、このところの日々を過ごしています。 さて、昨日25日の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、文芸評論家・唐木順三の「この本こそ私一人のために書き残されたのだ…

五輪の魔法を楽しむ

今日の日経新聞一面コラム「春秋」で紹介されていた女子柔道の元世界王者、山口香さんの言葉が強く印象に残りました。そのコラムの全文は、次のような内容でした。 『ここ一番の勝負の場で、絶対王者といわれるアスリートが敗れ去る。 そんなとき人は「魔物…

再開を喜ぶ

久しぶりに朝日新聞デジタル版を閲覧して、一面コラム「折々のことば」が、今月一日から再開されていることに気が付きました。祝うべきその日は、詩人・佐々木幹郎さんの「わたしはどう生きるか、これから、という切実な、未来に対する畏怖(いふ)の思いを…

絶不調の一日を過ごす

ギックリ腰による腰痛と、新型コロナワクチンの接種部位の痛みに加え、昨日は、朝から強い倦怠感に襲われました。試しに熱を測ってみると37.2度、お昼ごろには37.4度まで達しました。この日は父の2回目の接種日でしたが、車イスを押して医療機関まで…

遠く過ぎ去る「ともに心を躍らせた世」

作曲家の小林亜星さんが88歳でお亡くなりになったことを受けて、今日の日経新聞一面コラム「春秋」と愛媛新聞一面コラム「地軸」には、それぞれ追悼のコラムが掲載されていました。「春秋」はその全文を、「地軸」はその後半部分を、次のとおり引用させて…

「もどかしい思い」を抱く

今日の日経新聞マーケット総合欄の、「大機小機」が勉強になりました。「緊急事態宣言の動学的不整合性」というタイトルで、次のようなことが書かれていました。 『経済学に「動学的不整合性」という概念がある。 2004年にノーベル経済学賞を受賞したキ…

「男たちも台所へ」を実践中です

雲が低く垂れこめ、吹く風が強く冷たく、季節が逆戻りしたような、そんな肌寒い一日となりました。 今はゴールデンウィーク中ですが、仕事をリタイアしている私は、毎日がゴールデンウィーク中のようなもので、あまりその実感がありません。これは果たして、…

「高い授業料」を教訓に‥

今朝は強風が吹き荒れ、昼過ぎから突然に雷雨になるなど、大荒れの一日となりました。暗雲立ち込める、今の日本を象徴するかのような、不安な5月の始まりです‥‥。 さて、今日の日経新聞マーケット総合欄「大機小機」の、「コロナ下の経済政策、3つの教訓」…

第3の「敗戦」

今日の日経新聞一面コラム「春秋」は、新型コロナウイルスに関してのコラムでした。その全文を次のとおり引用させていただき、この日記に書き残しておこうと思います。 『新型コロナウイルスを巡り緊急事態宣言の発令が決まった翌日の土曜、東京の繁華街を歩…

みんな夢の中

朝から降り続いていた雨も、昼過ぎには止んで、日差しが届くようになりました。我が家の庭の、大小二つのヤマモミジは、雨上がりに新緑が一層映えて、見頃になっています。 さて、今日の日経新聞文化欄に、作家の久間十義さんが、「みんな夢の中」というエッ…

批判するなら対案を

今日の日経新聞「大機小機」に、「リーダーよ、批判より提案を」というタイトルのコラムが、次のような内容で掲載されていました。 『新しいことを始める際、往々にして乗り越えなければならない課題に直面する。 例えばデジタルトランスフォーメーション(D…

知はあなたを見放さない

今日はダウンジャケットの洗濯をしました。ダウン専用の洗剤で自宅で洗濯した後、乾燥は近くのコインランドリーで行うことにしました。乾燥には1時間程度要するので、近くの町立図書館で時間を有効活用することに‥‥。 町立図書館で雑誌「文藝春秋」の4月号…

名優は去り、また映える

今日の愛媛新聞一面コラム「地軸」と日経新聞一面コラム「春秋」には、それぞれ田中邦衛さんを追悼するコラムが掲載されていました。この日記には、「春秋」の全文を書き残しておこうと思います。 『白黒テレビの画面に映っていたドラマ「若者たち」は、子供…

ベストをつくした夕暮れの一杯

気温がぐんぐん上昇し、今日は初夏のような陽気となりました。 そして今日は、四週間に一度の泌尿器科病院の通院の日‥‥。仕事をリタイアしても、私の一日は、あっという間に過ぎていきます。ところで、健康保険証の任意継続手続中のため、今日の医療費と薬代…

学び続ける姿勢を失わずに

今日の日経新聞一面コラム「春秋」は是非、その全文を引用させていただき、この日記に書き残しておこうと思います。 『春は旅立ちの季節。恩師への感謝を胸に、フレッシュな個性が新たな活躍の場へ羽ばたいていく。 さて、今月末で惜しまれつつ閉じる歴史あ…