雨模様だったので、昨日は傘を持って徒歩で町立図書館に行って、
6月16日(日)から6月22日(土)までの朝日新聞一面コラム「折々のことば」を、
まとめ読みしてきました。この一週間で印象に残ったのは、二つの「ことば」でした。
まず、6月17日(月)は、今村仁司さんの
「なつかしさとは、友になりうる可能性への希望の感情である。」という「ことば」で、
いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。
『斥(しりぞ)けられ、見下されても、タンカを切るか、「馬鹿にしてやがら」と独り言(ご)つだけ。
でも世間から顧みられないぶん、その人らは現世的な虚栄や愛憎を免れうると社会哲学者は言う。
敷居の外に在るから、敷居自体を見透し、他の動物らとも通じて凡そ敵意なるものを解除することができる。
そこに醸(かもしだ)す「なつかしさ」の感情が友愛の礎をなすと。
「「大菩薩峠」を読む」から。』
う~む‥‥。「「なつかしさ」の感情が友愛の礎をなす」ですか‥。
分かったような、分からないような‥。
ただ、なぜだか心に余韻を残す「ことば」とその「解説」でした。
追記
昨日にこの内容を書こうかと思ったけれど、阪神と中日との延長戦が終了したのは午後10時。
近本選手と中野選手に快音が聞かれず、心配しています。点が取れそうで取れないのがもどかしいです‥‥。