しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

律儀に故障する家電製品

「毎年よ 彼岸の入りに 寒いのは」(正岡子規) 昨日が春のお彼岸入り‥。今日は、子規の俳句のように冷たく強い北北東の風が吹いて、肌寒い一日となりました。寒の戻りです。また今日は、先日の高校同期会の集合写真が、専務幹事のT.S君から封書で届きま…

「正反対を見る思考」を学ぶ

今月11日から20日まで、町立図書館が蔵書点検のため休館なので、ほぼ習慣化している一週間に一度の、朝日新聞一面コラム「折々のことば」の「まとめ読み」ができません。 その「折々のことば」の執筆者、鷲田清一さんが、今日の愛媛新聞文化欄「おかげさ…

春の便りが届く頃

よく晴れて暖かい一日となりました。 独自にソメイヨシノの開花を観測している宇和島市では、市内の丸山公園で標本木に5輪以上の開花を確認したので、今日、サクラの開花を宣言したそうです。午前中に散歩に行った松前公園のソメイヨシノは、開花の気配はな…

「絶望の数」か「希望の数」か

今日の日経新聞の3面下段に、伊集院静さんの新刊書の広告が掲載されていました。「風の中に立て~伊集院静のことば~大人の流儀名言集」というタイトルの本です。その広告には伊集院さんの、次のような心に染みる名言が紹介されていたので、この日記に書き…

一年前の今頃

先月末は雨天で中止だったので、今日は一か月ぶりに氏神神社の清掃活動に参加しました。地区の役員に就任し、その活動の一環として、月に2回の定例日に、氏神神社の清掃活動に従事するようになってから、ちょうど一年になります。 そして、ちょうど一年前の…

「音の春」から「気温の春」へ

春分の日と同時に、春のお彼岸も近づいてきたので、今日は実家のお墓掃除に行ってきました。田んぼに囲まれた墓地の上空からは、ヒバリの泣く声が聞こえてきました。「光の春」から、「音の春」へ、そしてようやく、「気温の春」がやってきそうな気配です‥‥…

「対話の精神」を学ぶ

春分の日が近づくにつれ、一日また一日と、日が長くなってきました‥。 さて、100分de名著『中江兆民~三酔人経綸問答』(平田オリザ著:NHK出版)を読了しました。テレビ番組は視聴しましたが、テキストは長らく積読状態でした。 テキストで印象に残…

思い出が私を生かす

昨日の続きです‥。 二次会は男性6人で大街道のカラオケ店に行きました。このお店で唄ったのは次のような曲でした。「あの素晴らしい愛をもう一度」(加藤和彦・北山修)」、「愛燦燦」(美空ひばり)、「亜麻色の髪の乙女」(ザ・ヴィレッジ・シンガーズ)…

卒業50周年記念同期会

昨日、12時30分から開催された「松山南高等学校25期 卒業50周年記念同期会」に出席しました。 母校を卒業してから50年目の同期会で、しかも今回が最後の同期会とのことで、たくさんの級友との再会を期待して臨みましたが、出席者は卒業生約490…

包装の豊饒さ

昨日の続きです‥。 3月2日(土)の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、ロラン・バルトの「贈られる物は中味ではなく、その箱であるかのようだ。」という「ことば」で、いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。 『日本を訪れたフラ…

「食べること」の奥深さ

風はヒンヤリしてたけれど、すっきりとした青空が広がりました。 さて、昨日の続きです‥。この一週間で印象に残ったのは、二つの「ことば」でした。まず、2月27日(火)は、霜山徳爾さんの「食べるということは生きるということであって、生きるための行…

奮闘努力が足りず、深く反省

今日は町立図書館に行って、2月25日(日)から3月2日(土)までの朝日新聞一面コラム「折々のことば」を、まとめ読みしてきました。 パラパラと一週間分のページをめくっていると、2月25日(日)に掲載された、母校・早稲田大学の全面広告が、否が応…

切なくなるほどのすがすがしさ

冷たい雨が降って、寒い一日となりました。本格的な春の訪れを、一日千秋の思いで待ち望んでいます‥。 さて、昨日のこの日記では、「Spotifyで山上路夫さんが作詞した曲を集めた公開プレイリストを聴きながらこの日記を書いている」と書きました。 というの…

この世界が好きになる

今日は半年に一度の、眼科病院の通院日でした。半年前と比べて視力の低下はなく、網膜前膜の状態にも変化がなかったので、引き続き経過観察することになりました‥。 さて、昨日の日経新聞文化欄に、作家の宮内悠介さんが、「夫婦の日記」というタイトルの随…

親鸞の教えを小説で学習中

寒さは昨日よりも少し和らいだものの、今日も吹く風は冷たかったです‥。 さて、『親鸞(上・下)』(五木寛之著:講談社文庫)を読了しました。上・下の二冊ともに近所の古本店で購入したもので、激動篇の上・下(単行本)は、町立図書館で借りてきて、今、…

「重い言葉」「苦い思い出」

今朝、みぞれのような雪が降りました。もう三月だというのに、アンビリバボーな寒さです。厳しい寒さの日に、肩が凝って偏頭痛がするのは、私だけの症状なのでしようか?極端に寒がりの私のささやかな願いは、寒波はできればこれを最後にしてもらいたい、た…

「養生訓」の教え

今日から三月です‥‥が、冷たい風が吹いて寒かったです。明日はさらに気温が下がるとか。まるで季節が逆回転しているようです‥。 さて、昨日の日経新聞「人生100年の羅針盤~晩節考」は、江戸時代の中期、福岡藩で儒学者として働いていた貝原益軒のことが…

言葉の厚味とは‥

冷たい雨が降り続き、寒い一日となりました。このところ雨が降る日が多いのに、松山市の水源・石手川ダムの貯水率は、50%に届かないようです‥。 さて、昨日の続きです‥。2月24日(土)の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、英語のことわざの「Empt…

音楽は公的数的でなく個人的

今日は町立図書館に行って、2月18日(日)から2月24日(土)までの朝日新聞一面コラム「折々のことば」を、まとめ読みしてきました。 この一週間で印象に残ったのは、二つの「ことば」でした。まず、2月21日(水)は、小澤征爾さんの「音楽はまず声…

記憶と思い出をありがとう

いとこの御主人、Hさん(享年73歳)の葬儀・告別式に出席するため、私と妻、実弟夫婦の4人で兵庫県赤穂市に行ってきました。実弟の家を朝5時30分に出発し、9時過ぎには斎場に到着しました。実弟には、日帰りでの運転をしてもらって、とても感謝して…

まだまだ修行が足りない?

一昨日の日経新聞一面コラム「春秋」は、作家の吉田健一さんと酒のお話しを引用しながら、アルコール度数の高い酒を自粛する昨今の流れについてもコメントする内容で、次のようなことが書かれていました。 『作家の吉田健一は毎週木曜日の昼ごろ、神田神保町…

個性は育つもの

この時期らしい寒さが戻って来ました。晴れ間の見えない、すっきりしない天気が続いています。 さて、またまた昨日の続きです‥。2月17日(土)の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、白洲正子さんの「野性と自由が異なるように、生まれつきの素質と個…

母の「最後の教育」

今日の東京株式市場で、日経平均株価が史上最高値を更新しました。終値は前日比836円(2%)高い3万9098円、バブル期の1989年12月29日につけたこれまでの最高値(3万8915円)を上回り、初めて3万9000円台にのせました。日経新聞電子版に書かれていたこの記事…

自ら実践していないと語れない言葉

一時、雷が鳴って、大地を打つように雨が降りました‥。 さて、今日は町立図書館に行って、2月11日(日)から17日(土)までの朝日新聞一面コラム「折々のことば」を、まとめ読みしてきました。行きは雨は止んでいたけれど、帰りは傘がほとんど役に立た…

無事に単位を取得

♬ Doesn't have a point of view Knows not where he's going to, Isn't he a bit like you and me? ここ数日の天気で私は、ビートルズの「ひとりぼっちのあいつ」の歌詞を連想しました。今日もこの季節とは思えないような「異常な暖かさ」となりました。な…

世界は贈与でできている

今日は、二十四節気の「雨水」です。暦どおりに、降ったり止んだりの「雨の一日」となりました‥。 さて、『きみのお金は誰のため』(田内学著:東洋経済新報社)を読了しました。NHKラジオ「マイ!Biz・経済展望」で、斎藤幸平・東京大学大学院総合文…

「人生の第二部」を面白く

『お金の整理学』(外山滋比古著:小学館新書)を読了しました。面白かったので、あっという間に読んでしまいました。 名著「思考の整理学」を書かれた外山先生が、「老後のお金」について書かれたこと、さらに、95歳にして「株投資」を続けていらっしゃっ…

「パレスチナとイスラエル」を学ぶ

『なるほどそうだったのか!!パレスチナとイスラエル』(高橋和夫著:幻冬舎)を読了しました。初版が2010年10月の本書は、内容的には少し古めかしいののですが、それでもパレスチナとイスラエルの関係に係る、基礎的な知識を習得するのには十分役に…

「日常」を豊かに

昨日の続きです‥。 2月6日(火)の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、高橋源一郎さんの「抵抗できたのは、みんな、それぞれの「平時」を、それぞれの「日常」を、大切に思える人だけだった。」という「ことば」で、いつものように鷲田清一さんの、次…

ものの見方に歪みがないか?

気温が上昇して、2月とは思えない陽気となりました‥。 さて、昨日の続きです‥。2月5日(月)の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、松井彰彦さんの「状況を説明するために作り出された話がいつの間にか「本当の話」になる。」という「ことば」で、いつ…