しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

仕事・ビジネス・金融経済

「言い得て妙」の表現

日銀が今日、金融政策決定会合で「マイナス金利政策の解除」を決めました。マイナス0.1%としていた政策金利を0〜0.1%程度(無担保コール翌日物レート)に引き上げ、長期金利を低く抑え込むための長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)や上…

割安から成長へは本当?

日経新聞電子版によると、今日の東京株式市場で、日経平均株価は大幅に3日続伸し、終値は前日比584円65銭(1.80%)高の3万3018円65銭となりました。バブル崩壊後の高値を更新し、33年ぶりの高値となったそうです。 そういえば、今月9日付…

20年を要した学び

この二日間ほど暖かい日が続いたのに、今日は雨模様の寒い一日となりました。やはり、春は簡単にはやって来てはくれません‥‥。 さて、1月31日(火)の朝日新聞には、「異次元緩和 費やした10年」というタイトルで、白川方明・前日本銀行総裁へのインタ…

「想像力」という能力

今日は、二十四節気の「夏至」です。一年で一番日(昼)が長い日は、終日、梅雨らしい雨が降り続いた一日となりました。 さて、今月2日に放映された「カンブリア宮殿」を、録画していたビデオで視聴しました。その日の経済人は、ラクスル株式会社の松本恭攝…

今日の収穫

毎週日曜日は、ポッドキャスト「News Connect(ニュースコネクト)」の「ニュース小話」を聴取するのを楽しみにしています。 というのも、日曜日は野村高文さんが、経営共創基盤 共同経営者の塩野誠さんとともに、一週間のニュースを雑談も交えながら振り返…

円安が止まらない

円安が進行し、円の総合的な実力を示す実質実効為替レートも大きく低下しているそうです。為替のことはよく分からないけれど、今日の日経新聞電子版「止まらぬ円安 背景や影響、識者はこうみる」というタイトルの記事では、有識者の方が、その現状などを分析…

金融市場の四つのリスク

今日の愛媛新聞一面コラム「地軸」を読んで、「雪中四友(せっちゅうしゆう)」とう言葉を知りました。寒い冬でも花を楽しめる、「ロウバイ」、「スイセン」、「ウメ」、「サザンカ」のことだそうです。今日のこの厳しい寒さの中、我が家の庭の片隅にも、け…

重要だけれど難しい仕事

久しぶりに、日経新聞「経済教室」から‥。 今日からの「コロナ危機を超えて」の連載、その第一回目は、吉川洋・立正大学長が『格差是正への「負担」合意急げ』というタイトルの論考を寄稿されていました。 『‥‥岸田政権は「成長と分配の好循環」をめざす。 …

「コロナ禍で求められる経済」を考える

日経新聞「やさしい経済学」では、「ノーベル賞が映す経済学」の連載が続いています。その第8回目となる今日は、「日本人は受賞できるのか」というタイトルでした。ノーベル賞の歴史の中で、日本人が受賞していないのは、経済学賞だけとのことでしたが、記…

手抜き、サボりが市場化する時代

強めの雨が終日降り注ぎ、梅雨らしい一日となりました。つい、先日まで渇水の心配をしていたのに、あまり降り続くと、今度は災害の心配をしなければなりません。もっとも、我が町・松前町は、山がないので土砂崩れの心配はないけれど、重信川などの河川の氾…

「好循環?」に陥る日々

「名もなき家事」以外は、自由な時間が圧倒的に増えたので、先月の後半あたりから読書量も圧倒的に増えてきました。ご丁寧なことに、アプリ「読書メーター」は、毎日の読書量まで教えてくれます。 一方で、「読書メーター」に登録している「積読本」は、今日…

「高い授業料」を教訓に‥

今朝は強風が吹き荒れ、昼過ぎから突然に雷雨になるなど、大荒れの一日となりました。暗雲立ち込める、今の日本を象徴するかのような、不安な5月の始まりです‥‥。 さて、今日の日経新聞マーケット総合欄「大機小機」の、「コロナ下の経済政策、3つの教訓」…

批判するなら対案を

今日の日経新聞「大機小機」に、「リーダーよ、批判より提案を」というタイトルのコラムが、次のような内容で掲載されていました。 『新しいことを始める際、往々にして乗り越えなければならない課題に直面する。 例えばデジタルトランスフォーメーション(D…

定年後再雇用の厳しい現実

今日の日経新聞電子版に、「給料4~6割減が過半、定年後再雇用の厳しい現実」というタイトルの記事が掲載されていました。記事には、次のようなことが書かれていました。 『業務量や拘束時間はあまり変わらないのに給料は大幅ダウン‥‥。 日経ビジネスは2…

「リモート会議」初参加

今日初めて、全国上位団体主催の「リモート会議」なるものに参加しました。‥‥なるほど、これならば、わざわざ東京に行かなくても、十分に所期の目的は達成されたと思う一方、会議終了後には、リアルの会議に比べて、「イマイチ」物足りなさも感じた次第です…

「働き方改革」を考える

今日の「Yahoo!ニュース」を閲覧していると、中国新聞デジタル版の『窓口で十数年、職場での呼び名は「嘱託さん」~非正規公務員の嘆き』というタイトルの記事に目が留まりました。そこには次のようなことが書いてあり、読後には言い知れぬ「後味の悪…

続・平成の経済史

日経新聞電子版「Nextストーリー学び」で連載が続いている「平成の経済史」、第三回目のテーマは「小泉構造改革と不良債権処理」でした。 執筆者の小峰隆夫・大正大学教授は、まず、小泉式政策運営の特徴を、次の三点に整理されています。①「構造改革な…

平成時代を学ぶ意義

日経新聞電子版のNextストーリー「学び」では、今日から「平成の経済史」についての連載が始まりました。執筆者は、小峰隆夫・大正大学教授です。小峰教授は、「平成を振り返ることにはいくつかの意味がある」として、次のように述べられていました。記述の…

同じ内容を二度話すことの難しさ

台風8号の北上に伴うフェーン現象の影響でしょうか、また暑さがぶり返したような一日となりました。 さて、そんな暑さの中、今日は、市町村の担当者向けの会議を開催しました。本来は年度初めに開催すべきところ、コロナウイルスの影響でこの時期の開催とな…

現地・現場の大切さ

今日は、上司と一緒に、南予方面に出張に行ってきました。南予方面と言っても、すぐお隣は高知県の町です。7月もあと数日で終わりなのに、今日が令和2年度になってから初めての出張となりました。最近は、「リモート」、「テレワーク」、「Web会議」な…

「危機の本質」はそこに

心の準備も身体の準備もできていない状態で、いきなり猛暑がやってきました。今日はマジ暑かったです‥‥。 さて、昨日の愛媛新聞「新著の余禄」で、井手英策・慶大教授の新著「欲望の経済を終わらせる」が、次のような内容で紹介されていました。 『気鋭の財…

失敗からいかに学ぶか

日経新聞電子版のニューズレター「NIKKEI Briefing」の「マネーのまなび~人生100年時代のお金のはなし」、今日の配信記事で、佐藤珠希・日経マネー編集長が、「失敗を糧に投資力を磨く」という小見出しの中で、次のようなことを書かれていました。 『‥‥…

時代おくれ‥‥?

新型コロナウイルス感染症対策の外出自粛要請等の緩和措置を受け、私の職場でも、仕事が徐々に平常モードに戻りつつあります。今日は、午前中に2時間、午後に2時間、関係機関の参集者がそれぞれ10人未満という必要最小限の人数で打ち合わせとヒアリング…

それが大人というものだ

日経新聞電子版「Nextストーリー」で三回にわたって連載された楠木建・一橋大学教授の執筆による「学び×コロナ時代の仕事論」は、「生き方について」、「仕事に向き合う姿勢ついて」等々、示唆に富む記述が満載の記事でした。それぞれの回で、特に印象に残っ…

「信頼」という二文字

日経新聞で連載が続いていた大坪清・レンゴー会長兼社長の「私の履歴書」は、一昨日の3月31日がその最終回で、「人との縁~ 信頼に応える心 貫いて 情のない経営は評価に値せず」というタイトルでした。 具体的には、大坪会長兼社長は、次のようなことを…

失敗からの復活

ビデオに録画しておいた「カンブリア宮殿」を、まとめて視聴しました。今回視聴したのは、柚野木治・ジーユー社長、近藤正樹・日本ケンタッキー・フライド・チキン社長、そして、大島卓・日本ガイシ社長の三人の社長です。 この三人に共通しているのは、大き…

経済成長の重要性を学ぶ

日経新聞デジタル版を読んで、日銀の若田部昌澄副総裁が昨日5日、愛媛県松山市で開かれた金融経済懇談会で講演されたことを知りました。そこで、さっそく日銀のHPを開いて、その講演内容に目を通してみました。若田部副総裁は「経済成長の重要性」につい…

不条理に直面する

今日の日経新聞「マーケットニュース」を読んで、金融市場において「ブラックスワン」という言葉が使われていることを知りました。その記事には、次のようなことが書かれていました。 『‥‥昨年5月に聞いた話は予言だったのだろうか。 来日した米有力投資フ…

優れた上司の条件とは

元旦から日経新聞で連載が続いていた鈴木茂晴・日本証券業協会会長の「私の履歴書」は、今日が最終回でした。連載の最後に鈴木会長は、次のようなことを書かれていました。 『最後になるが、私と近い世代の方は、戦後の貧しい時代から高度経済成長を経て、 …

経済学の観点からみた結婚

日経新聞「やさしい経済学」では今週20日から、『家族の変化と社会保障』の連載が始まりました。この連載は、社会保障だけでなく、家族や世帯によっても担われてきたリスクのシェアが、小規模化する世帯でどう変化しているか、それと同時に、今後の社会保…