今朝の日経新聞の一面には、次のようなことが書かれていました。
『26日のニューヨーク外国為替市場で円は1ドル=158円台半ばまで下落し、
1990年以来34年ぶりの円安・ドル高水準となった。
同日の日銀の金融政策決定会合後、日米金利差が開いた状態が続くとの見方が改めて優勢となり、
円の下落に歯止めがかかっていない。』
日本の財務省は円買い・ドル売りの為替介入をちらつかせるものの、
現在の円安・ドル高は米国の高い経済成長率、高インフレ、高金利という「3高」が根底にあり、
日本の当局が打てる手は限られているとの見方も強い、とのことでした。
う~む、なるほど‥。為替市場はなかなか難しい問題を抱えているのですね。
ちなみに、ころところの円安に関して、「かんべえ」さんは、
27日付けの「かんべえの不規則発言」で、「アメリカ人は株価、ドイツ人は物価、日本人は為替になると、
ヒステリックになるのだそうです。」と述べられていました。
市場経済への反応にも「国民性」というものがあるのですね。勉強になりました‥‥。