今日の日経新聞電子版に、
「給料4~6割減が過半、定年後再雇用の厳しい現実」というタイトルの記事が掲載されていました。
記事には、次のようなことが書かれていました。
『業務量や拘束時間はあまり変わらないのに給料は大幅ダウン‥‥。
日経ビジネスは2021年1月、
40~74歳を対象に定年後の就労に関する意識調査を実施し、約2400人から回答を得た。
そこから明らかになったのは、定年後再雇用の厳しい現実だ。
定年後も働く理由は「今の生活資金のため」が最も多く、
「社会貢献や社会との接点を維持するため」「趣味や娯楽を楽しむ資金のため」
といった回答を上回った。
定年後の雇用延長には賛成が半数を超えたが、
一律の制度適用には慎重意見も多く寄せられた。 ~(以下略)~ 』
私は、来月末で2度目の定年退職を迎えます。
定年後再雇用の5年間のうち1年間は、民間企業(第三セクター)の勤務も経験しました。
今、この5年間を振り返って思うのは、
記事でも指摘しているように、「定年後再雇用の厳しい現実」です。
特に、最初の1年間は、前年の現役時代の所得によって住民税等が課税されるため、
可処分所得が激減し、家計のやり繰りに苦労したことを思い出します。
なお、先ほどの記事には、定年後に実際に働いてみて感じる不安や悩みについての
次のような調査結果も書かれていました。
『‥‥最も多かったのが、「給料や待遇が下がること」。
半数近い46.7%が不安や悩みを感じている。
その次に続くのが、「体力の衰え」(43.5%)、「記憶力や学習能力の衰え」(34.8%)、
「気力の衰え」(30.3%)だった。
加齢に伴う心身の衰えに関する不安や悩みが多いのが、高齢人材の特徴だ。‥‥』
はぃ‥、いずれの回答も、そのまま私に当てはまります。
それにプラスアルファして、私の場合は、父親の介護に関する悩みもありました。
まぁ、このような不安や悩みを抱えつつ、自分なりにこの5年間、
よく頑張ったなぁ~‥と、今は思っています。