日経新聞電子版のニューズレター「NIKKEI Briefing」の
「マネーのまなび~人生100年時代のお金のはなし」、
今日の配信記事で、佐藤珠希・日経マネー編集長が、
「失敗を糧に投資力を磨く」という小見出しの中で、次のようなことを書かれていました。
『‥‥投資で損をしたくないのは誰でも同じですが、失敗を恐れてばかりいては何も始まりません。
事実、どんな著名投資家であっても、失敗を重ねる中で腕を磨き、資産を増やしているのです。
人気投信「ひふみ」シリーズを運用するレオス・キャピタルワークス社長の藤野英人さんは、
レジェンド投資家のトレードの失敗をまとめた書籍「ビッグミステイク」(マイケル・バトニック著)の解説に
こうつづります。
「投資をする以上は必ず失敗する。失敗はリターンを得るために避けられないコストであり、
失敗の向き合い方に失敗すれば、コストがリターンを大きく上回ることも起きる」‥‥。
どんな偉大な投資家でも必ず失敗はする。
その経験から何を学び、次のピンチにどう向き合うかが成果を左右すると指摘します。
リーマンの経験をコロナショックに生かせたかを尋ねたところ、「生かせた」と答えた人は全体の46%。
ところが、3年連続プラスの運用成績をあげている人に限ってみると、
6割近くが経験を生かせたと回答しました。
連勝投資家の多くは、過去の手痛い経験を生かし、コロナショックをチャンスに変えていたのです。
「私は失望などしない。どんな失敗も新たな一歩となるからだ」とは発明家のトーマス・エジソンの言葉。
失敗からいかに学ぶかが、投資においても仕事においても、成功の鍵を握っているのです。』
う~む、なるほど‥‥。
「失敗はリターンを得るために避けられないコスト」ですか‥‥。
私の場合はそもそも、失敗をするだけの投資ができなくて、コメントする立場にありませんが、
「失敗からいかに学ぶか」については、レポートにも書かれているように、
投資においても仕事においても、そして人生においても、共通する「定理」のようなものだと感じています。
本当に大切なのは、「失敗の向き合い方」なのですね‥‥。