しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

四季・自然・伝統行事

「悪徳の始まり」と「美徳の頂点」

今日は二十四節気の「霜降(そうこう)」です。「北国や山間部では、霜が降りて朝には草木が白く化粧をする頃。」とのことですが、週間天気予報によると、これからも「夏日」となる日があるみたいです。アンビリーバボー‥‥。 さて、今日は町立図書館に行って…

御羽車(おはぐるま)の巡行

今日は秋祭り(地方際)の最終日。小・中学校は臨時休校です。私は、午前10時前から午後4時過ぎまで、御羽車(おはぐるま)の巡行に従事しました。(御羽車とは、ご神体を移すときに使うお神輿のことです。)地区内16の高齢者福祉施設や企業などが巡行…

秋祭りの準備

秋祭りが明日から始まるのを前に、今日は午前7時30から氏神神社の清掃活動に、また、午後5時からは幟(のぼり)立てに参加してきました。幟を立てると、お祭りらしくなってきました。明日と明後日は、子どもたちの「提灯行列」、明々後日は「子ども神輿…

「寒露の日」の雑感

今日は二十四節気の「寒露」です‥。「冷たい露の結ぶ頃。秋もいよいよ本番。」とのことですが、暦どおりに、雨が小降りになった後は、冷たい風が吹いて肌寒くなってきました。 今読み進めている村上春樹さんの『風の歌を聴け』(講談社文庫)に、「半熟卵が…

違和感がある季節感

今日は七十二候の「玄鳥去(つばめさる)」‥。ツバメが子育てを終え、南へ帰っていく頃とされています。そして今日は十五夜、「中秋の名月」でもあります。南東の夜空には、雲の間からその姿を確認することができました。 「玄鳥去(つばめさる)」といい、…

「隙間みたいな領域」を埋めるもの

今日は二十四節気の「立秋」です。現実には真夏の真っただ中にいるようで、連日のように容赦ない暑さが続いています。ただ、夜が更けると、窓の外から涼しげな虫の鳴き声が聞こえるようになりました。「秋来ぬと 目にはさやかに見えねども 風の音にぞ おどろ…

手作りの氏神神社の夏祭り

氏神神社の夏祭り(輪越し祭り)が、昨日の午後5時から午後8時までの間、開催されました。 この恒例行事に関連して、忙しい2日間を過ごしました。一昨日は午前7時30分から、氏神神社の清掃を前倒しで実施。祭り当日の昨日は、午前8時30分から、電気…

「夏の情景」「夏の記憶」「夏のノスタルジー」

今日のNHKラジオ「マイあさ!」の「サンデーエッセー」では、フードスタイリストのマロンさんが、少年時代の「夏の情景」「夏の記憶」「夏のノスタルジー」についてお話しをされました。このなかでは、次のようなお話しが強く印象に残りました。 『‥‥どこ…

つちうるおうてむしあつし

今日は七十二候の「土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)」です。「暮らし歳時記」のHPには、「土がじっとりとして蒸し暑くなる頃。蒸し暑いことを「溽暑(じょくしょ)」と言います。」という解説がありました。 なるほど、「土がじっとりとして蒸し暑く…

「驚天動地の心境」です

昨日の続きです‥。7月13日(土)の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、ヴェロニク・タジョさんの「思うに、つらい記憶とは、沈黙のうちにもまた継承されています。」という「ことば」で、いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。…

「小暑の日」の雑感

二十四節気の「小暑」の今日は、梅雨明けを思わせるようなお天気で、昨日に引き続き厳しい暑さとなりました。雨が降り続くと晴れの日が恋しく、晴れの日が続くと雨が恋しくなります‥。 さて、今日のNIKKEIプラス1「何でもランキング」は、「思い出蘇…

「撤退」ではなく「撤収」

今日は二十四節気の「夏至」です。一年中で最も昼の長い日ですが、梅雨時でもあることから、日照時間は意外と短いみたいです‥。 さて、昨日の続きです‥。6月15日(土)の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、木梨憲武さんの「「撤収」はさ、「撤退」と…

「小満の日」の雑感

今日は二十四節気の「小満」です。ちなみに、次の二十四節気は「芒種」。沖縄では「小満」から次の節気である「芒種」にかけて梅雨の雨が最も降る時期とされ、「小満芒種」と書いて「スーマンボースー」と呼んでいるそうです。今朝のNHK「マイあさ!」の…

初夏の「常盤木落ち葉(ときわぎおちば)」

今日は、氏神神社の定例清掃日でした。今日もたくさんの落ち葉が境内に溢れていました。9人がかりで作業をしても、拾い集めるのに約1時間30分を要しました。 この落ち葉は、「常盤木落ち葉(ときわぎおちば)」と呼ばれ、初夏の季語にもなっているそうで…

虹始見(にじはじめてあらわる)

今日は氏神神社の清掃活動に従事してきました。今の私は、毎月14日と毎月末の2回だけは早起きをして、軽い肉体運動をしています。今は新芽との入れ替わりの季節。大量の落ち葉が境内を埋め尽くしていました。 そして今日は、七十二候の「虹始見(にじはじ…

身体が頭を諦めさせる

松前公園の桜は、遊歩道に花が散って、葉桜になった木はあるものの、今日現在、ご覧のようにまだまだ見頃が続いています。「おとつさん こんなに花が ちつてるよ」(正岡子規)さて、昨日の続きです‥。4月6日(土)の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は…

「花の雨」の次は「花冷え」

雨が止んだら、強く冷たい風が吹き始めました。「花の雨」の次は「花冷え」です‥。今日は七十二候の「鴻雁北(こうがんかえる)」。燕(つばめ)が南からやって来る頃には、雁(がん)のように北へ帰る鳥もいます。春は出会いの季節でもあり、別れの季節でも…

今日は「花の雨」

お昼ごろから雨が降り始めました。咲き誇る桜の花に降りかかる「花の雨」です‥。 さて、安倍公房の短編小説集『笑う月』(新潮文庫)を読了しました。本書も、日経新聞電子版「日経BOOKプラス」で、昨日とは違う名門進学校の国語の先生が、中2、中3の…

満開間近の松前公園の桜です

桜の様子が気になって、今日も松前公園に散歩に出かけました。もう満開が間近です‥。この様子だと、来週末頃までは見頃が続いているかもしれません。明日は、孫娘の中学校の入学式。見頃となった桜の木の下で記念写真が撮れそうですね‥‥。

「清明の日」の翌日の雑感

昨日は二十四節気の「清明」でした。「清浄明潔の略」とはいいながら、今日もどんよりと曇った一日となりました‥。 さて、今日の日経新聞一面コラム「春秋」は、その著書「気くばりのすすめ」がベストセラーとなった鈴木健二さんの逝去を悼む内容で、そこに…

久しぶりに目にした言葉

降り続いていた雨も止んだので、松前公園に散歩に出掛けました。公園内の桜は、まだ三分から七分咲きといったところでしょうか。満開は今度の土・日曜日ぐらいかしら‥? さて、昨日の続きです‥。3月30日(土)の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、E…

「まだ借りが返せていない」という言葉

松山地方気象台は今日、松山市で桜が開花したと発表しました。平年より3日、去年より9日遅い開花宣言とのこと‥。我が家の庭にも「春の変化」が見られます。ツルニチニチソウにうす紫色の花が咲き、フリージアには黄色の花が咲きかけ、そして、ヤマモミジに…

今日は「その如月の望月のころ」

雨がしとしとと降る日が続いています。「菜種梅雨」であり、桜の開花を促しせきたてる「催花雨(さいかう)」でもあります‥。その「桜」について、今日の日経新聞一面コラム「春秋」には、西行の歌がいくつか引用されていました。 『「たぐひなき花をし枝に…

律儀に故障する家電製品

「毎年よ 彼岸の入りに 寒いのは」(正岡子規) 昨日が春のお彼岸入り‥。今日は、子規の俳句のように冷たく強い北北東の風が吹いて、肌寒い一日となりました。寒の戻りです。また今日は、先日の高校同期会の集合写真が、専務幹事のT.S君から封書で届きま…

春の便りが届く頃

よく晴れて暖かい一日となりました。 独自にソメイヨシノの開花を観測している宇和島市では、市内の丸山公園で標本木に5輪以上の開花を確認したので、今日、サクラの開花を宣言したそうです。午前中に散歩に行った松前公園のソメイヨシノは、開花の気配はな…

「音の春」から「気温の春」へ

春分の日と同時に、春のお彼岸も近づいてきたので、今日は実家のお墓掃除に行ってきました。田んぼに囲まれた墓地の上空からは、ヒバリの泣く声が聞こえてきました。「光の春」から、「音の春」へ、そしてようやく、「気温の春」がやってきそうな気配です‥‥…

「昭和」は、まだまだ「近い過去」

今日は、二十四節気の「大寒」です。一年で一番寒さの厳しい頃 とされていますが、次の二十四節気は「立春」。「冬来たりならば春遠からじ」‥。春の訪れを、辛抱強く待つことにします。人生と同じように‥‥。 さて先日、町立図書館に行った際には、「文藝春秋…

氏神神社の「どんと焼き」

昨日の成人の日、氏神神社で「どんと焼き」があり、私も世話役として参加しました。国会議員の先生や新町長の出席もあって、いつもと違う雰囲気で神事が執り行われました。 一連の行事の後には、地区の御婦人方が作った豚汁やぜんざいの提供がありました。能…

「ことば」と「身体」と「学び」

今日は、二十四節気の「小雪」です。「木々の葉は落ち、平地にも初雪が舞い始める頃。」とされていますが、その言葉とは真逆の、なんとも暖かくて穏やかな日が今日も続いています‥。 さて、「小雪」の今日は町立図書館に行って、11月12日(日)から18…

上弦の月

良く晴れて気温も上昇し、穏やかな一日となりました。この陽気なお天気に誘われて、午前中に「西の海岸」に散歩に出かけました。陸側と違って海は風が強く、群青色の海面からは白い波が、次々と砂浜に打ち寄せていました。 午後は、高校時代からの友人が、食…