「木々の葉は落ち、平地にも初雪が舞い始める頃。」とされていますが、
その言葉とは真逆の、なんとも暖かくて穏やかな日が今日も続いています‥。
さて、「小雪」の今日は町立図書館に行って、11月12日(日)から18日(土)までの
朝日新聞一面コラム「折々のことば」を、まとめ読みしてきました。
この一週間は、印象に残る「ことば」が盛りだくさんでした。
まず、11月12日(日)は、今井むつみさんの
「私たちは何かを学ぶ時、必ず何かをベースにしないと学ぶことができません。」という「ことば」で、
いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。
『ことばには、人が、自分が今いるこの場所を離れ、自分の経験を過去や未来に、
さらに「今ここ」にいない他の人たちにつなぐ働きがあると、認知・言語心理学者は言う。
しかし「今ここ」を越え、想像力や隠喩(メタファー)を酷使して知を拡張してゆけるのも、
ことばや概念がもともと身体を使った生活経験に深く根づいていたからこそだと。
為末大との対談「ことば、身体、学び」から。』
う~む、なるほど‥‥。
「ことば」と「身体」と「学び」は、深く結びついているのですね‥。勉強になりました‥‥。