今日は町立図書館に行って、11月27日(日)から12月3日(土)までの、
朝日新聞一面コラム「折々のことば」を、まとめ読みしてきました。
この一週間で印象に残ったのは、11月28日(月)と12月3日(土)の「ことば」でした。
まず、11月28日(月)は、福嶋聡さんの
「中立を要求することは、時に普通の意見よりも攻撃的なものとなる。」という「ことば」で、
いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。
『どんな意見にも主張にも与(くみ)しない立場などありえない。
「偏っているから、意見なのだ」と、“書店界の名物店長”と呼ばれた福嶋は言う。
だから「中立」の強要は「すべての意見の否定」となる。「人の知性を発火させる」のが書物。
売れる本を売るだけなら早晩、書店文化は終わるとも。「書店と民主主義」から。』
う~む、なるほど‥‥。「人の知性を発火させる」のが書物ですか‥。
私の場合は、「知性が発火」しているような実感はないけれど、世間一般にはそういうものかもしれません。
そして、「売れる本を売るだけなら早晩、書店文化は終わる」というのは、そのとおりだと思います。
いかに高度なデジタル化が進んでも、「書店」と「図書館」はいつまでも世の中に存在してほしいと、
私は願っています‥‥。続きはまた明日にします。