しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

100回目の「早慶戦」

今日は日中、汗ばむような陽気になりました。

寒がりの私にとっては、ここ数日の暖かさは歓迎なのですが、なにしろ雨が降りません。

冬場の渇水が現実味を帯びてきました‥。


さて、昨日の続きです‥。

11月16日(木)の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、平尾剛さんの

「パスの成否は受け手によって決まるのだ。」という「ことば」で、

いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。


『ボールを仲間で繋(つな)いでゆくパスは、敵軍の重圧に晒(さら)される投げ手より

 状況がよく見える受け手が鍵になると、元ラグビー選手のスポーツ教育学者は言う。

 それと同じで、言葉は聞く側がそれをきっかけに何か別の考えや思いを紡ぎだしてはじめて、

 届いた、伝わったといえる。社会もそのように人々が発想を繋ぎ展開させつつ、

 役を回せられたらいい。「スポーツ3・0」から。』


ところで、ラグビーといえば、関東大学ラグビー対抗戦の「早稲田」対「慶応」の試合が、

国立競技場で行われ、「早稲田」が「慶応」に「43」対「19」で勝利しました。


今日の試合が100回目の「早慶戦」‥。

この100回の中には、パスの受け手によって勝負が決まった試合が数多くあったのでしょうね、きっと。

早慶戦の「伝統」も、発想を繋ぎ展開した受け手によって、連綿と受け継がれていくのだと思います‥‥。