関東大学ラグビー対抗戦、「早稲田」対「慶応」の試合は、
早稲田が22対11で慶応に勝利しました。
両校の気迫と気迫がぶつかりあう、伝統の一戦にふさわしい、見応えのある試合となりました。
慶応伝統の「魂のタックル」「炎のタックル」も素晴らしかったけれど、
早稲田の勝因は、これも伝統の「ここ一番でのディフェンスの集中力」だったように思います。
また、早稲田の選手で印象に残ったのは、FBの河瀬選手が、
二人のタックルを振り切ってトライしたプレーです。非凡なセンスの持ち主だと思いました。
そして、もう一人は、
後半30分過ぎにSOの吉村選手に代わって出場した、ルーキーの伊藤選手です。
相手選手を巧みにかわして数十メートルをゲインしたプレーと、
ルーキーとは思えない、その落ち着いた立ち振る舞いには、
将来の活躍を十分期待させてくれる、「雰囲気」「風格」というものを感じました。
さらに、忘れてならないのは、NO8・丸尾選手のキャプテンシーや、
その他の選手の、ひたむきなまでのフォア・ザ・チームに徹したプレーです。
さぁ、次はいよいよ、難敵・明治との優勝をかけた一戦です。
ラグビーというスポーツを知った幸せを、噛みしめながら過ごす日々がしばらく続きそうです‥‥。