降り続いていた雨も止んだので、松前公園に散歩に出掛けました。
公園内の桜は、まだ三分から七分咲きといったところでしょうか。満開は今度の土・日曜日ぐらいかしら‥?
さて、昨日の続きです‥。
3月30日(土)の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、E・F・シューマッハーの
「いちばん助けが必要な人たちを助けること」という「ことば」で、
いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。
『半世紀前、貧困層と富裕層への社会の二極化を憂えた英国の経済学者は、
地方社会の疲弊にまず眼(め)を向けた。
そして経済指標より、人々の雇用機会と内容を充実させる必要を訴えた。
この必要はその後昂(こう)じる一方だったが、グローバルな要因が複雑に絡むようになり、
それを透視することもさらに難しくなった。
「スモール・イズ・ビューティフル」(小島慶三・酒井懋訳)から。』
いゃあ~、久しぶりに「スモール・イズ・ビューティフル」という言葉を目にしました。
「いちばん助けが必要な人たちを助けること」‥。
「人間中心」のその経済学は、今でも色褪せていないように思います‥‥。