しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

人生・思想・哲学

「空っぽ」日本‥‥

三島由紀夫が世を去って今年で50年‥‥。日経新聞の文化欄では、昨日から「三島由紀夫 50年後の問い」の連載が始まりました。「三島は今に何を問うのか。」を、作家に深く心を寄せる表現者や有識者に聞くシリーズで、第二回目の今日は、社会学者の宮台真司…

一兵卒になる覚悟

久しぶりに「経済レポート専門ニュース」のHPを閲覧しました。「今日のアクセスランキングTOP20」の第一位は、長野経済研究所の「サラリーマン学~男の居場所探し」というレポートでした。そのタイトルに惹かれて、さっそく読んでみることにしました。そ…

思い出す「死哲」のお話し

アルフォンス・デーケン神父が今月6日に、88歳でお亡くなりになったそうです。昨日の愛媛新聞に寄稿された、批評家・随筆家の若松英輔さん執筆による「終わりなき問い 向き合う 日本の死生学発展に貢献」というタイトルの追悼記事を読んで知りました。 実…

時代に合った価値観へのシフト

食器洗い乾燥機が壊れて一週間になります。この文明の利器にどれほど助けられていたのか、骨の髄まで(?)理解しました。食後の食器の手洗いは時間がかかり、洗った食器はなかなか乾きません。そろそろストレスも限界に達しつつあります‥‥。多少費用が掛かっ…

責任からの解放

今日も暑い一日となりました。しかも、湿度が高かったせいでしょうか、汗がべとっと身体にまとわりついて、どう表現したらいいのか分からないほど、不快感を伴う暑さとなりました。 さて、昨日の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、社会学者・田野大輔さ…

心温まる言葉の数々

愛媛新聞で随時掲載されている「14歳の君へ~わたしたちの授業」。今日の教科は「道徳」で、先生は作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんでした。この授業では、瀬戸内さんらしい、次のような心温まるお言葉がありました。 『将来、何をしたらいいか分からない人もい…

レジリエンスを鍛える

今日は8月13日です。仕事から帰宅後に、庭で迎え火を焚いて、ご先祖様をお迎えしました。 さて、日経新聞の「文化欄」では、「戦後日本の行方」の連載が続いています。昨日はその5回目で、文化人類学者の上田紀行さんが、「死と向き合う 苦しみ分かち合…

それさえあればやっていける

今日の日経新聞電子版「Nextストーリー」は、楠木建・一橋大教授と高森勇旗・元プロ野球選手の「働く価値はどこに」をテーマにした対談記事でした。そのなかで、楠木教授が次のようなことを述べられていました。 『コントロールできることと、できないこ…

「死生観の転換」に学ぶ

今日の日経新聞「NIKKEI The STYLE」に掲載された『「暗」から「明」へ反転した死生観~正岡子規「仰臥漫録」をたどる』を興味深く読みました。 記事によると、明治34年10月13日付けの「仰臥漫録」で自死をほのめかしたり、同年11月6日にロンドン留…

「真の愛国」を考える

太平洋戦争の敗戦から75年、戦後の日本社会は何を目指し、何を変えようとしてきたのか、その歴史と展望を識者に聞く、「戦後日本の行方」という連載記事が、今日から日経新聞の文化欄で始まりました。第1回目は、日本思想史家の将基面貴巳ニュージーラン…

利益と利益の対立

日経新聞電子版「Nextストーリー」で連載が続いている「哲学者が考えていること」、第三回目は、政治哲学者の萱野稔人(かやのとしひと)・津田塾大学教授でした。記事には勉強になる記述がたくさんありました。例えば次のような‥‥。 ・論理の学問である哲…

哲学が必要とされる時代

日経新聞電子版「Nextストーリー」では、今日から「哲学者が考えていること」というタイトルの連載記事が始まりました。第一回目は、哲学者で東大准教授の國分功一郎さんで、記事には次のようなことが書かれていました。 『「‥‥劇作家ブレヒトは“英雄が…

奮闘の人生

今日の愛媛新聞に掲載された『鎌田慧の「忘れ得ぬ言葉」』は、ジャーナリスト・むのたけじさんの「死ぬ時、そこが人生のてっぺんだ」という言葉で、記事には次のようなことが書かれていました。 『‥‥真珠湾奇襲攻撃の前、日本軍はベトナムに侵攻、そこから東…

時、すでに遅し

カンブリア宮殿の特別版、"世界最強"創業者スペシャル「大ピンチに生き残る経営!」は、とても見応えのある番組でした。「世界最強の創業者」とは、アマゾンの創業者、ジェフ・ベゾス氏と伝説的な商品開発で家電市場に革命を起こしたジェームズ・ダイソン氏…

死後に残るもの

大変畏れ多いこととは思いつつ、トイレに常備している安岡正篤先生の『安岡正篤一日一言』‥‥。昨日20日は、「死後に残るもの」というタイトルの、『一人物の死後に残り、思い出となるのは 地位でも財産でも名誉でもない。 こんな人だった。こういう嬉しい…

エポケーの機会

日経新聞の文化欄で連載が続いている「疾病の文明論」、第四回目の今日は、記号学者の石田英敬さんが「病の表象を見る」というタイトルで、次のような論評を寄稿されていました。 『「この世はひとつの病院であり、患者どもの各々(おのおの)はベッドを移るこ…

「公益性と補償」を考える

今日の日経新聞文化欄に掲載された、社会学者・橋爪大三郎さん執筆による「疫病の文明論(3) 緊急時の社会学」というタイトルの、次のような論評を読んで、「公益性と補償」という難しい問題について、いろいろと考えるところがありました。 『パンデミック…

人生に必要なもの

「こよみのページ」のHPによると、今日16日は「チャップリン・デー」‥‥。20世紀最大のイギリス映画人、チャールズ・チャップリンの誕生日(1889年生まれ)で、そのチャップリンを偲ぶために設けられたそうです。 チャップリンは数々の名言を残してい…

「2月29日」の雑感

冷たい雨が終日降り続き、気温も上がらない寒い一日となりました。さて、月日が経つのは早いもので、今日29日で2月も終わりです。月初めから連載が続いていた、樂直入(陶芸家・十五代樂吉左衞門)さんの「私の履歴書」も、今日がその最終回でした。最終回…

言葉の力

昨日の「日めくりカレンダー」で、2月23日の天皇誕生日は、中島みゆきさん(1952年)と野口五郎さん(1956年)の誕生日、そして、哲学者・池田晶子さんの命日(2007年)であることを知りました。 久しぶりに池田晶子さんの『暮らしの哲学』(毎日新…

脳裏に残せなかった勇姿

・ヤクルト時代、ボール球に手を出すなと指示したコーチに 「振るなと言って振らなくなるなら、コーチなんていらない。」と激怒したことがある。 野村監督の下でヤクルトのスコアラーを務めた安田猛氏は 「IDは数字じゃない。監督は言葉を求めている。 選…

期待に違わぬエッセイ集

『ルリボシカミキリの青~福岡ハカセができるまで』(福岡伸一著:文春文庫)を読了しました。 昨年11月末に放映されたNHKスペシャル、「ボクの自学ノート~7年間の小さな大冒険」で、この本の中の一節が取り上げられ、それが強く心に響いたので、購読し…

答えは一つでない教科

今日の愛媛新聞に掲載された【14歳の君へ わたしたちの授業】という特集記事を、とても興味深く読みました。全国の中学生に、さまざまな分野で活躍する人が語る「授業」の、今日の教科は「国語」。先生は作家の「あさのあつこ」さんで、「本を読めば世界広…

人それぞれの幸福感

昨日の日経新聞電子版に、『人生の幸福感、47~48歳が最低 米研究』というタイトルの記事が掲載されていました。そこには、次のようなことが書かれていました。 『全米経済研究所(NBER)が発表した論文によると、 人生における幸福感が最も薄れるのは先…

財多ければ‥‥

今日8日の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、兼好法師の『財多ければ、身を守るに惑ふ』という言葉で、いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。 『財が多いとそれに囚(とら)われ、身を保つのが難しくなると、法師は言う。 財産…

性急にではなく丹念に

今日ようやく来年の年賀状を書き終えました。明日、投函します。関係者の皆様、元旦に届かないかもしれませんので、なにとぞご容赦くださいませ‥‥。 さて、今日の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、ラ・ロシュフコーの『智は、いつも、情に一ぱい食わさ…

四字熟語は人生のナビゲーター

今日の日経新聞「NIKKEI プラス1」の「何でもランキング」に、新年の抱負を表す四字熟語を、1000人に聞いた結果が掲載されていました。 1位から10位まで、次のような結果でした。1位「心機一転」、2位「悠々自適」、3位「泰然自若」、4位「一期…

逆もまた真なり

昨日の日経新聞をパラパラとめくっていると上質な雰囲気を漂わせながらウイスキーグラスを傾ける、初老の紳士の写真が掲載された、全面広告に目が釘付けになりました。 その「全面広告」とは、スコットランド・スカイ島の海に育まれたシングルモルトウイスキ…

今は幸せかい‥?

渥美清さん主演の「男はつらいよ」の第一作目が、高度経済成長まっ盛りの1969年だったことを、今日の日経新聞「文化欄」に掲載された『寅さんが生きづらい時代』という記事を読んで知りました。記事の冒頭には、次のようなことが書かれています。『高度…

憂いが人物をつくる

今週も超多忙な一週間でした。昨年まで月~金までの5日間で処理していた仕事を、今年は事務量が増えているのにもかかわらず、月~木までの4日間で処理しなければなりません。また、本来はこの仕事の疲れを癒す場所である家庭は、父親の世話で「常在戦場」…