今日の日経新聞「NIKKEIプラス1」、「何でもランキング」がとても参考になりました。
「平均寿命が延び、今や「人生100年時代」とも言われる。
長寿化は本来、喜ばしいことだが、思わぬ誤算に出くわすことも多い。
家計の専門家が、長寿社会ならではのお金の注意点を選んだ。」というのが今日の記事でした。
記事によると、1位から10位までは、次のような結果でした。
1位 介護費用の負担が重い 2位 老後も支出が減らない
3位 住居費がかさむ 4位 住宅ローン問題
5位 預貯金が足りない 6位 年金が想定より少ない
9位 リタイアできない 10位 保険がムダに
う~む、まいったな‥‥。(溜息)
2位から5位までの項目は、すべて今の私にそのまま当てはまります。
仕事をリタイアしてからも支出が一向に減らず、
家電製品は示し合わせたように次から次へと故障し、想定外の出費でお金が日々減る一方で、
期待していた年金では生活費が賄いきれず、住宅ローンを定年退職時に一括で返還したら、
退職金は半分ぐらいしか残らず、自慢するような額の預貯金もありません。
そして、近い将来に心配なのは、1位の介護費用と8位の認知症問題です。
私が若かりし頃、高石友也さんが歌った名曲「受験生ブルース」が流行しました。
そこには、次のような歌詞があります。
♬ 大事な青春むだにして 紙切れ一枚に身をたくす
まるで河原の枯れすすき こんな受験生に誰がした
これを今の私に置き換えると
♬ 余生の老後を生きるため わずかな年金に身をたくす
まるで河原の枯れすすき こんな高齢者に誰がした
はぃ‥‥、誰のせいでもなく、私の将来設計の見通しが甘かったのだと、
記事を読んで深く反省した次第です。