そういえば、1月14日(土)は大学入学共通テストの初日で、
日経新聞一面コラム「春秋」もそれに関連した内容でしたが、
コラムの冒頭には次のようなことが書かれていました。
『「昔はよかった」。ある年齢を過ぎると、ふとそんなふうに思ってしまうことがある。
古きよき時代とはいつのことなのか。米国で行われた調査によると、
1930年代と40年代に生まれた人は50年代を、
60~70年代生まれの人は80年代を最もいい時期だと考えている。
「OPEN」(山形浩生・森本正史訳)が紹介している逸話だ。
人は青年期と成人初期の記憶を、ほかのどの時期よりも頻繁に思い返すことが背景にあるという。
様々なことを初めて体験し、アイデンティティーが形づくられる。
時代の印象は世代ごとに異なる。‥‥』
う~む、なるほど‥‥。
では、1950年代に生まれた私はどうなのでしょう‥?
コラムで指摘しているように、やはり私にとっても、
青年期と成人初期である1970年代が、「最もいい時期」だったように思います。
輝いていた高校時代、辛かった大学浪人時代、
出会いと思考と模索と煩悩など、ごちゃ混ぜの感がある大学時代‥。
今、振り返れば、1970年代は「昔はよかった」と思える「古きよき時代」です‥‥。