しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

自己啓発・勉学メモ

思考とは魂と魂の会話

今日の日経新聞「NIKKEI The STYLE」は、「週末は哲学しよう」というタイトルの記事でした。なかなか興味深い内容でしたが、記事の最初と最後には、次のようなことが書かれていました。 『時代が大きな節目にさしかかっていると、多くの人が感じているのでは…

代わりに増えたもの

最近、本を読む時間が少なくなりました。その代わりに増えたのが、ポッドキャストを聴く時間です。そのなかでも好んで聴いているのが「歴史を面白く学ぶコテンラジオ (COTEN RADIO)」。今は、マルクスのシリーズなのですが、会話も面白いし、とても勉強に…

国際政治の予想の難しさ

今日の「かんべえの不規則発言」の冒頭には、『年初からいろいろあった「2022年の大予測」が早くも的中したり外れたりしている。』と書かれていました。 まず、「フィナンシャル・タイムズ(FT)執筆陣が占う2022の世界」のうち、「ロシアはウクライナに侵攻…

自己啓発にも最適のツール

最近、アマゾン「Prime Music」で、音楽のほかに「ポッドキャスト」を聴くことが多くなりました。 今の私のお気に入りは、『REINAの「マネーのとびら」(日経電子版マネーのまなび)』、『News Connect~あなたと経済をつなぐ5分間~』、『歴史を面白く学ぶ…

仕事の「先」の現実

今日の日経新聞「読書」欄の「今を読み解く」は、中原淳・立教大学教授の執筆による「人生100年時代 学びの力~仕事の「先」を考えよう」でした。何冊かの本が紹介されていましたが、私の目に留まったのは、論評の最初と最後の次のような文章でした。 『…

論理力とは国語力

今日の日経新聞「大学」欄に、『「普段着の日本語」学ぼう~哲学者が説く 論理力の鍛え方』というタイトルの、哲学者・野矢茂樹さんへのヘンタビュー記事が掲載されていました。 ビジネスや教育など々な分野で、論理力(ものごとを道筋に沿って、きちんと伝…

われ以外みなわが師匠

今日の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、ロバート・キャンベルさんの『楽しくほっこりするだけではなく、時には簡単に答えを出さず、 対立したまま別れることができる公共空間がほしい。』という言葉で、いつものように鷲田清一さんの、次のような解説…

経済成長の重要性を学ぶ

日経新聞デジタル版を読んで、日銀の若田部昌澄副総裁が昨日5日、愛媛県松山市で開かれた金融経済懇談会で講演されたことを知りました。そこで、さっそく日銀のHPを開いて、その講演内容に目を通してみました。若田部副総裁は「経済成長の重要性」につい…

今日の自学メモ

土居丈朗・慶大教授の執筆による、今日の日経新聞「経済論壇から」が勉強になりました。そのなかでも印象に残ったのは、猪木武徳・大阪大学名誉教授と苅谷剛彦・英オックスフォード大学教授の、お二人の論評を紹介された箇所でした。 『民主主義と平等に関し…

対立の遠因を学ぶ

アメリカとイランが、なぜこれほどまで対立するのか、「NHK NEWS WEB」に掲載された解説記事が、とても勉強になりました。「アメリカVSイラン 5つのポイント」とは、おおむね次のような内容でした。 1 トランプ大統領は、前任者が大嫌い!? トランプ大統…

軽減税率品目を学ぶ

日経電子版「ビジュアルデータ」の「クイズで分かる軽減税率」に挑戦してみました。「軽減税率の対象になるのは何か?」との質問で、私は全10問中、半分の5問しか正解できませんでした。(トホホ‥) 自分が間違った回答の解説を、記念に(?)この日記に書き…

王道に近道なし

今日の日経新聞「18歳プラス」欄には、数学者、新井紀子・国立情報学研究所教授へのインタビュー記事が掲載されていました。新井教授は、『AI時代の生き残り術 自ら考える努力、継続を~意味捉える力を磨け』というタイトルの記事のなかで、次のような持論…

歴史を学ぶ意義

昨日この日記に書こうとしたテーマは、どうやら相性が悪そうなので書くのを止めにします。ということで、日経新聞文化欄で連載中の『令和の知をひらく』から‥‥。連載四回目の今日は、歴史学者・呉座勇一さんへのインタビュー記事で、呉座さんは「歴史を学ぶ…

新説の歴史を学ぶ

今日の日経新聞オピニオン欄「Deep Insight」に掲載された『昭和の教訓、生かす時代に』というタイトルの記事が勉強になりました。 記事によると、「先の戦争に日本が走った過程についての研究が進み、古い通説が覆されていて、その意味で、昭和史は死なず、…

節目ごとの説明の大切さ

久しぶりに「自己啓発」の日記を書きます。今日29日の朝日新聞デジタル版「池上彰の新聞ななめ読み」に掲載された『英のEU離脱がもめる訳 節目ごとに詳しく説明を』というタイトルの記事が大変勉強になりました。 池上さんは、この記事の冒頭で、次のよ…

行動を一つ変える

今日7日の「NHKニュース おはよう日本」の「おはBiz」は、「“できる女”はコレをしない」というテーマで、富永キャスターが、「How Women Rise」(直訳は「どうやって女性は昇進するか」、邦題は「コーチングの神様が教える『できる女』の法則」)の著者の…

「リベラル」を考える

昨日25日の朝日新聞デジタル版に、井出英策・慶大教授へのインタビュー記事が、『リベラルな社会、共同体の力で 「富山=北欧」論、井手慶大教授に聞く』というタイトルで掲載されていました。井出教授の主張は、端的に言うと、「人口減、低成長の日本社会…

EUの「累積危機」を学ぶ

昨日29日の日経新聞「経済教室」に掲載された、遠藤乾・北海道大学教授の執筆による『ポピュリズムに揺れる世界(上) EU、累積危機回避 猶予なし』というタイトルの論考が、大変勉強になりました。この論考は、EUの危機の性格を「累積危機」と位置づけ…

健全な民主主義を考える

今日8日の朝日新聞デジタル版に掲載された政治学者、ダニエル・ジブラットさんへの新春インタビュー記事が勉強になりました。ジブラットさんは、「民主主義の死に方」(新潮社)の著者で、記事のタイトルは「民主主義、生かすために」でした。 まず、ジブラ…

「世界史の過失」を学ぶ

一昨日26日の産経新聞「正論」に掲載された中西輝政・京大名誉教授の『第一次大戦が今の怪物を生んだ』というタイトルの論評は、とても格調の高い内容だと思いました。そこで、私の特に印象に残った箇所を、少々長くなりますが、この日記をメモ代わりにし…

「勉強してはいけない」を勉強する

昨日19日に日経新聞ONLINEに掲載された、精神科医・和田秀樹さんの『中年になったら勉強してはならない~知識の加工と応用で脳を刺激せよ』という記事がとても勉強になりました。 この記事のなかで、和田さんは、英文学者・外山滋比古さんと『文藝春秋』誌…

学び続ける意味

今日23日の日経新聞『池上彰の大岡山通信 若者たち』では、「学び続ける意味」について、次のようなことが書かれていました。 『わかりやすく伝える上で大切にしていることがあります。 伝える側が専門家になったつもり、自分がわかったつもりに陥らないよ…

道徳教育の方向性を学ぶ

昨日26日の朝日新聞デジタル版「耕論」は、『道徳どう教えれば』というタイトルで、3人の有識者が、それぞれのお考えを披歴されていました。いずれもごもっともなご意見でしたが、そのなかでも私は、苫野一徳・熊本大学教育学部准教授の、次のような考え…

消えずに残っている夢

日経新聞に連載中の池上彰さんの「大岡山通信 若者たちへ」、今日25日は「経済学を楽しむ」というテーマでした。 池上さんは、経済学の役割を「資源の最適配分を考える学問」と整理されたうえで、『地球上の多くの資源には限りがあります。 その最適配分を…

何のために学ぶのか

昨日15日の朝日新聞デジタル版「日曜に想う」は、大野博人・編集委員執筆の『社会とつながる「魔法の授業」』というタイトルの記事でした。 記事によると、藤川大祐・千葉大学教育学部教授のゼミが母体となって2003年にできたNPO法人・企業教育研究…

スポーツと経営の共通点を学ぶ

日経新聞電子版「出世ナビ」の「リーダーはスポーツに学ぶ」に、柳弘之・ヤマハ発動機会長へのインタビュー記事が掲載されていました。記事のタイトルは、『ラグビー清宮氏に学んだ人材育成』というものでしたが、この「清宮氏」とは、2015年のラグビー…

「80歳の若大将」のことば

昨晩、この日記を書き終わってから、妻を誘って、アガサ・クリスティー原作の映画、『オリエント急行殺人事件』を観に行ってきました。午後8時40分という遅い上映開始時間だったせいか、私たち夫婦を入れても、観客は10人ほどしかいませんでした。ただ…

連日の「恥ずかしながら」

昨日の元旦、そして今日2日と、良く晴れて風もなく、穏やかな日が続いています。賑やかだった昨日とは打って変わって、今日の我が家は普段どおりの、父と妻と私三人の、静かで平凡な生活に戻っています。 さて、元旦に届いた大量の新聞紙面を読みこなすのは…

2018年の干支を学ぶ

毎年この時期になると、「かんべえ」さんこと、双日総合研究所の吉崎達彦さんが、翌年の「干支」についての分かりやすい解説を、『溜池通信』に掲載されています。 http://tameike.net/ 今年も、今月25日付の『溜池通信vol.631』で、2018年の干支、戊…

リーダーと民主政を学ぶ

今日26日の日経新聞「オピニオン」欄の「時論」に、「失望が生むポピュリズム」と題する、歴史作家・塩野七生さんへのインタビュー記事が掲載されていました。そのなかでも、特に印象に残った3つの質疑応答を、次のとおりこの日記に書き残しておこうと思…