今日7日の「NHKニュース おはよう日本」の「おはBiz」は、「“できる女”はコレをしない」というテーマで、
富永キャスターが、「How Women Rise」(直訳は「どうやって女性は昇進するか」、
邦題は「コーチングの神様が教える『できる女』の法則」)の著者の一人で、
女性リーダーシップ論の権威というサリー・ヘルゲセンさんに、インタビューされていました。
ヘンゲセンさんは、その本のなかで、女性のキャリアアップを阻む、
次のような「悪癖」を挙げているそうです。番組HPから引用させていただきます。
悪癖その1は、「自分の実績をきちんと言わない」
→ 女性は野心的にならないことを期待されているため、手柄を他人に譲ったり、共有したりしてしまう。
それが続くと、あなたの貢献は埋没してしまう
悪癖その2は、「専門性を過大評価する」
→ 専門性はとても大事。しかし専門性に頼りすぎると、昇進した時に行き詰まってしまう。
リーダーの仕事は、専門性の高い部下の能力を生かすことであって、自分が専門性を高めることではない。
悪癖その3は、「喜ばせたい病」
→ 思いやりを持ち、いい人でいたいという願望が、リーダーとして、きぜんと判断することの妨げになる。
周囲の人を喜ばそうとすると、リーダーとして権限を行使することが難しくなる。
あなたが力を発揮できないだけでなく、部下の能力も無駄遣いする。
う~む、なるほど‥‥。
ヘルゲセンさんは、このほかにも「悪癖」として、「人間関係を築くだけで活用しない」
「完璧主義」「過去に焦点をあてて後悔する」などを挙げているそうです。
高瀬キャスターも番組でコメントされていたように、これらの悪癖は男性にも当てはまると思いました。
そして、富永キャスターが最後に、「働く女性へのアドバイス」を聞くと、
ヘルゲセンさんは、次のように答えられていました。
『まずは行動を一つ変えることから始めよう。いちばん簡単なものから始めればうまくいくはずだ。
行動を変えればあなたの評価が変わる。それはとても大きな力になる。』
再び、う~む‥‥。何事に関しても行動が伴わない私には、とっても耳の痛いお話です。
私の娘を含め、働く女性の皆さんには、キャリァアップを目指して、
まずは「最初の一歩」を踏み出されることを願っています。